2012年01月30日

幻の叫び。

「どうして髪の毛を伸ばしているんですか?」ってよく聞かれる。

そりゃもう人生の大半を一緒に過ごしているロックという音楽が大好きで、
そういう音楽を作りだしてる人たちは殆どが長髪だからだ。
わしも状況が許すんならいつまでも髪の毛を伸ばしていたいのよ。
まあ、単純にこのスタイルが好きだからで、マナウスの暑さも苦にならん。

「んじゃあ、なんでロックやってる人には長髪が多いの?」ってなると
70年代のヒッピー文化にまで遡る。
ビートルズが「長髪だ!」と言われた60年代とは違って
70年代はベトナム戦争への反戦の思いも強くこめられてるように思う。
長髪の兵士なんて見たことないもんね。
ヒッピーは理想を掲げて平和を求めたのはいいけど、
ドラッグやカルト思想など間違った方向に行っちゃったから
その後そんな人たちのコミュニティも自然消滅しちゃった。
でもね、平和とか反戦とかその精神は評価されるべきだと思うんだよね。
70年代のニューアメリカンシネマに魅かれるのもそういった理由からなんだろう。

まあ、そんなこともなんも考えんと
10代の頃はひたすら洋楽ロックを聴き漁っていた。
お小遣いはミュージックライフや音楽専科という雑誌と
LP、EPに消えていったもんだ。
オールジャパントップ20に代表される
当時のラジオの洋楽ヒットチャート番組も毎週聞いていたっけ。

ロック小憎になったきっかけは小学校5年生のある日の夜。

SBSラジオ(静岡放送)の
ロッテリア提供「鈴木ヒロミツHOT HOT HIT!」って番組を聞いてたら
鳥肌もんの曲が流れてきたんだ。
ニューヨークのハードロックバンドRIOTのWARRIORだ。
(五十嵐夕紀がその後バイバイボーイというタイトルでカバーする)
http://www.youtube.com/watch?v=sORK3n4rxCM&feature=related
おまけ:本城美沙子バージョン↓
http://www.youtube.com/watch?v=FgGDg-KjG6k&feature=related

それまで、フィンガー5くらいしかまともに音楽聞いてなかったから
洋楽ロックというジャンルの新たな音の世界に
わしは、この後どんどんのめり込んでいくことになる。

キッスにクイーンにビートルズ、
スーパートランプにブロンディにジャパンにガール。
そのうちマイケルシェンカーやレインボー、ホワイトスネイクと
ハードロックヘヴィメタル寄りになっていくんだが
間違いなくそのきっかけは
ギタリスト、マークリアリ率いるRIOTの
1stアルバム「ROCK CITY」(邦題:怒りの廃墟)収録の
WARRIOR(邦題:幻の叫び)だった。↓ まあすごい邦題だ。
http://www.youtube.com/watch?v=bbQm-nSjuHI&feature=related
おまけ:81年のライヴ
http://www.youtube.com/watch?v=X69qgmB3bbo&feature=related

それにしてもRIOTというバンドは不遇なバンドだった。
1980年にイギリスドニントンで行われた歴史的なロックフェスティバル
「MONSTERS OF ROCK」にSCORPIONS、JUDAS PRIESTらと出演。
大西洋を越えた大英帝国のライヴ会場でも好意的に受け入れられたものの
その後、マネージメントの弱さからか
ヨーロッパでもアメリカでもアルバムセールスを伸ばすことはできなかった。
シンガー、ガイ・スペランザによる1st~3rdの出来は秀逸で
もっともっと売れてもよかったんだけどなあ。

なぜ、わしがそのサウンドに惚れたか(特に1stアルバム)というと
ギターのリフ、メロディ、ハモリはもちろん、
ダウンピッキング一辺倒ではないリズムカッティングの導入(TOKYO ROSE)。
そして、メロディラインとコーラスワークの素晴らしさと
ちょっとこぶしの効いたガイの声質が好みだったとかそんなところなんだろうな。
ルックスやアルバムジャケットなどはまるで関係なく
素直に音のみに惚れてしまったのだ。1stは、中学生のころ本当によく聞いた。

1st「Rock City」収録「Tokyo Rose」↓
http://www.youtube.com/watch?v=hILEpnAMe6M

ちなみにRIOTの初期のアルバムジャケットには
アザラシのマスコットのようなものが登場し、
いろいろなところで酷評されているのだが、わしはそうは思わん。
中後期のアルバム「NIGHTBREAKER」や
名盤とされる「THUNDERSTEEL」の
ジャケットよりずっとインパクトがあっていいぞ。
2ndアルバムのタイトルは「NARITA」で当時世界的にも注目を浴びていた
成田闘争をテーマにしている。タイトル曲のNARITAは歌無しのインスト佳曲。
アザラシくんはマワシ姿でマサカリのようなものを持っている。



3rdアルバム「FIRE DOWN UNDER」(81年日本未発売)を経て
新たなシンガー、レット・フォレスターを迎えてアルバムを作り続けるも
RIOT冬の時代は続いた。

やっと「THUNDERSTEEL」アルバムが当時のメタルブームの波に乗り
日本でも再びRIOTの名を聞くことができたのは
80年代の終わりから90年代はじめのことだった。

ホーンセクションがせっかくの曲のよさを邪魔をしているとか、
途中のSEが長くてアルバム全体の流れを切ってるとか、賛否両論あるが、
わしはこの時代の「The Privilege Of Power」(90)ってアルバムも大好きだ。
特に「MERRYANE」は名曲。こんなん↓。(Bostonっぽいでしょ)
http://www.youtube.com/watch?v=79FSzIBOwZc

曲調が時流に合わせてパワーメタル寄りになっても
RIOTのアルバムは買い続けてきた。

そんなRIOT唯一のオリジナルメンバーであるマークリアリが先日亡くなった。
クローン病に伴うくも膜下出血とのことだ。

40年ちかくもの間、
一つのバンドに拘って(途中解散もあったが)
良質のロックを作り続けてきた稀代のロックメイカー、マーク。
彼がいたから、わしの人生もカラフルなものになったんだと思うんだよね。
Rest in peace,Mark… 
ポルトガル語で言うとDescançe em paz,Markかな?
感謝してます。

WARRANTのJANI LANEに引き続き
好きなミュージシャンの訃報は堪えるもんがあるねえ。


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Posted by としみん at 07:40Comments(4)TrackBack(0)としみんの日記

2012年01月30日

無事終了!

と行ってもライヴじゃなくて漢字検定ね。

今回は28人希望者がいたけど
実際受けたのは22人。
6人欠席ってすごい割合でしょ?

わしら日本人の考えだと
「せっかく受験料納めてるんだから受けないともったいないじゃん」
って思うけど
こちらのひとって意外にドライで(怠けもんなのか?)
結構な受験料のテストでも連絡なしで平気で休んじゃう。
まあ、それはブラジル人というより個人の問題なんだけどね。

なにはともあれ終了。
前回から続けて級をあげての挑戦者も多く
これが定着したらって思うよ。

次回は5月か6月。
わしがいなくなっても続けられるように
漢検担当者を決めなきゃならんな。

おつかれさまー。
そして、わしは同じ日の午後出張に出かけるのであった。



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Posted by としみん at 01:48Comments(0)TrackBack(0)としみんの日記

2012年01月30日

信じられんキャンセル。

去年の終わりごろ
マナウスのバンド00:00のシンガーモイゼスくんから
「SKID ROWのカバーで今度ライヴやるから一緒に出ない?」って言われた。
そりゃあもちろん!と快諾して
18曲もの課題曲を
1月27日のライヴに向けてコピーし
練習スタジオにも深夜連日通い一緒にリハーサルしてきたんだ。

1月25日の夜もいつものように午後11時にモイゼスくんが迎えに来た。
車に乗り込むと
「やられたよ。ダブルブッキングだって。」と言われた。
11クラブという会場が
同じ日にサンバ・セルタネージョのイベントを入れていたらしい。

2月末はサンバカーニバルの時期で
街をあげて盛り上がるのだけど
どうやらそのイベントとかぶっているようだ。

しかしなあ、雑誌にも新聞にもTVにも広告出してるのに
発覚するのが本番2日前ってちょっとありえん話だよなあ。

場所を変えるか日を改めるかなど
屋台でハンバーガー食べながらメンバーみんなで話し合った結果
2月18日に仕切り直しになったよ。
今度は大丈夫だろーねえ。

まあ、足引っ張らんように
それまで練習頑張るっす。

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Posted by としみん at 01:38Comments(2)TrackBack(0)としみんの日記

2012年01月30日

新しい風。

昨日は土曜日。
久しぶりの教師会議だった。
20人ほどの先生が参加して、来期の教室の振り分けをおこなったよ。

この会議がはじまる1時間前に
二人の新しい先生の面接があった。
ひとりは1年前にベレンの合同研修会に参加したときに
知り合ったスーザン先生で、今はマナウスに住んでる。
幼児教育の勉強もしてきた2世の先生で
「マナウスでも日本語教育をしたいんです…。」って言われてたんだ。

もう一人の先生は去年の末に
マナウスでわしが合同の勉強会を開催したときにも
参加してくれたFUCAPI(マナウスの私立大学)で日本語講座を担当しているナオミ先生。
FUCAPIのイベントも一度お手伝いしたことがある。

実は「先生をやりたいんです!」
って西部アマゾン日伯協会に来る人もけっこういるんだけど
全員OKってわけにはいかない。
今までにも、採用したのに急に辞められちゃったり
責任感のないひとたちに迷惑を被ってきたという歴史があるので
会長の健先生も慎重なのだ。

面接の結果、お二人には今週の土曜日の授業から
来ていただくことになった。

いいひとたちを繋げることができてよかったよ!
今後の活動もサポートしていきますのでよろしく!

さて、肝心の教師会議。
これがおそろしいまでにスムーズに上手くいった。
「今まで教えたことのない級を教えてみたい」と名乗り出る人も多くて
みんなのモチベーションが上がっているのが分かる。
いい半年になりそうだよ。

会議の後は、今期から採用する予定の身分証の写真撮影。
去年末の楽しかったクリスマス会のように
みんなで仲良くわいわいできた。

笑顔で仲良く仕事できるって大事ね。

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Posted by としみん at 01:25Comments(0)TrackBack(0)としみんの日記

2012年01月25日

深夜のバンド練習。

昨日の夜は0時からバンド練習スタートで
3時間みっちり。
その間、休みなし。
メンバーは全員完全にブラジル人で
日系人はひとりもいないのだ。

ブラジル人ってただ陽気で
もっとアバウトな人種かと思いきや大間違い。
非常に細かいところまで拘るし
みなさん非常に高度な音楽センスを持っていてビックリだ。

ベーシストのエジエルはボサノバギターだって弾くし
ドラムのサムッカは歌も上手けりゃギターも上手い。
ギターのエリアスはクラシックギターのオーケストラに入ってるくらいの腕前で
キーボードのアレッシャンドロはこのメンバーの中でもずば抜けて才能がある。
ヴォーカルのモイゼスは性格もいいがなんてったって声質が素晴らしい。
そして、わし。
サイドギターとコーラスで参加しているんだけど曲を覚えるのが大変。

昨日の練習は3時までで帰宅は午前4時。
仕事は7時半からだから、昼休みにちょっと寝る。

そして今夜もまたバンドの練習あり。
今週末には大事なライヴイベントがあるのだよ。
18曲演奏するよ。

昨日の練習では、モイゼスくんが
アメリカから取り寄せた発火装置(花火みたいなやつ)を
みんなで見たんだけど、まあみんなおもちゃをもらった子どもみたいだ。
バンドマンてのは万国共通みたい…。

健康であり不健康なストレス発散だあね。

さあ、仕事仕事。
こちらはやっと到着した漢字検定の問題!
今度の日曜日に実施するのだ。
日本からの郵送物はちゃんと届くか着くまで心配なんだわ。

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Posted by としみん at 03:39Comments(0)TrackBack(0)としみんの日記