HICEで松本くんと別れた後
ブラジルレストラン・セルヴィツーに向かった。
今度の土曜日にお別れパーティをするので
挨拶しようと思って寄ったのだ。
すると社長自ら脚立に登って
いろんなものを片付けている。しかも店内めっさ広くなってた!
甲高い声で社長が言う。
「よしみさん。土曜日までにお客さんが100人入れるように
壁を壊して、店を広くしたからね!」
おおお!スゴイ!社長!
しかし、わしの名前はトシミだ!(前から言ってるけど…ちっとも覚えてくれん)
「よしみさん。今度のパーティはブラジルの副領事や
ブラジル銀行の人も来るからね。」
まじっすか!
脚立の上からとんでもないことを言うなあ、この人。
ステージの奥に片付けた箱の山を
ブラジルと日本の国旗で隠したいという社長と
大きな国旗を買いに街へ繰り出した。
目指すは怪しい店「カワイ」。外国人に受けそうなグッズがわんさかある。
法被に浴衣に扇子に着物、ちょうちんに掛け軸などなど。
残念。日の丸は売り切れ。
しょうがないので
向かいにあるDuty free shopを覗いてみた。
オッチモ!
そこにいたのは、なんとブラジル副領事のホベルトさんであった。
なんちゅう偶然!さっき副領事の話をしてたばかりなのにねえ。超ミラクル!
拙いポル語で挨拶。社長も通訳してくれた。
ホントに今度の土曜日、来てくれるらしい。がんばらねばー!
店に戻ると
店員のひとりミユキさんが仕事に追われていた。
今週の土曜日はブラジルの『恋人の日』。
贈り物を恋人に贈る日なので
注文を受けて、全国にいろいろなものを発送する準備をしていたのだ。
アサイージュースを飲みながらわしもお手伝い。
うそ。ジャマになってたかもしらん。
とりあえず
ミユキさん一家と餃子ディナーの約束をして帰宅。
夜は夜でゲストがいっぱいなのだ。続く…。