愛しのエースさま。

としみん

2006年12月14日 16:55

昨日購入したキッスのアライヴボックス4枚組。
車の中で聴いていると、いろんな思い出が蘇ってくる。

小学5年生のときに聴いたラヴガンの衝撃。
同級生のJくんに聴かせてもらったんだっけ。
ロックの世界を教えてくれた彼にはホント感謝!

それから、NHKのヤングミュージックショー。
あの日は、ダッシュで帰ったのを覚えてるゾ。
(なんちゅうても、うちの実家は超田舎でバスも1時間に1本。
バス通学をしていたので乗り遅れたらどうしようとヒヤヒヤもんだった。)

昨日、真っ先に聴いたのは4枚目のCD。
サイコサーカスがリリースされた後の大晦日のショウだ。
さすがに音がいいけど、
オープニングのサイコサーカス、イントゥザヴォイド以外はまあどうでもよろし。
演奏も再結成後で、みんながんばってるんだけど、ノペっとしてるんだな。

次に聴いたのがALIVE Ⅱ。
中学1年生のときにお小遣い溜めてやっと買ったこのアルバム。
ホントに盤が擦り切れるほど聴いたよ。
改めて聴くと音悪いなあ。こんなだっけ?
ショックミーにロケットライド。
気になるのは、やはりエースの曲だわ。
オールアメリカンマンもよし。
ポールのソロ曲という感じでバンドらしさはないのだが。

ALIVE!はもう名盤中の名盤。
一番バンドらしくてよいなあ、この時期。
ここでもエースのソロにばかり耳が行っちゃう。
ゴットトゥチューズなんぞ鳥肌ものだよ。
ギターのサウンドなんてチープそのものなんだけど
勢いが一番感じられるのがこのアルバムだな。
バンドらしくて大好きだ。人間臭いアルバムはよいですな~。

最後にALIVEⅢ。
エリックシンガーのドラムが超タイトだし、
何よりこのライヴ盤は、えらい音質がよいのです。
バンドが上手いから歓声を大きく被せてごまかす必要がなかったのか
全盛期に比べてホントに歓声が小さかったのかどうかはわかりません。
曲もよいのだけど、ブルースのギターが今ひとつつまらないのだな。

実は、先日、長野に演奏旅行に行ったとき
たっちゃんの車の中でずっとこのツアーのDVDを見ていった。
(ざんすありがと!)
2ndの曲、パラサイトなんてめちゃめちゃタイト!

ううう。名古屋センチュリーホールで見たREVENGEツアーが蘇る!

キッスのライヴは今までに5回見ている。
クレイジーナイトのツアーが最初だったのだ。
あの頃は、ちょい落ち目だったんだよね。キッス。
ところが大逆転の復活劇。どっこい生きてるなあ。

KISSって書かないで「キッス」って書くと
小学生、中学生の頃の自分の部屋が浮かんでくる。

昭和の匂い。「キッス」そして「ミュージックライフ」(まだ厚かった頃の)

スカイロビン(当時通っていたレコード店)の袋を開けると
ムワっとくるあの塩化ビニールの独特の匂い。
ナショナルの古いステレオのターンテーブルに
レコードをセッティングして、聴き狂ったもんだ。

あの頃から、ちいっとも変わっちゃいない、わしの音楽嗜好。
進歩がないのか、ませた小僧だったのか?

しかしながら、キッスの音ってのはいつ聴いても色褪せないねえ。
70歳になっても80歳になっても聴くんだろ~なあ。
そうなるとやっぱりキッスの棺桶(ホントに売ってる)も欲しいわなあ。

あ、そうそう
家の庭に小屋を建てるとき
2種類の小屋から選ばなければいけなくなった。
(値段はあんまり変わらなくて、窓の形状か色かなんかが違うだけ)
そんでもって、小屋の名前がエースかジャックだったのね。

もちろんエース選びました。

あと、もうひとつ。
すごく頭悪そうでイヤなんだけど
中学生の頃、テストの問題でA~Gの中から3つ正しいものを選びなさいって
出題されたときのわしの答案用紙。

(A)(C)(E)

正解するわけがない。発想がバカすぎ。



さて、今日のCD戦利品。
1.LA GUNSのTALES FROM THE STRIP
 ケリーもいなけりゃ、トレイシーもいない。未聴。どんな音なんだろ。
2.CHEVROLET MUSIC RADIO
 これを聴いてシボレーに乗りたいぞ。カマロにコルベット、シェヴィーバン。ええなあ。
3.GUITAR FINGER STYLE
 NARADAレーベルのアコースティックギターコレクション。シブイ。
4.JESSE'ED'DAVISのULULU
 完全にジャケ買い。吉と出るか、凶と出るか?

関連記事