ムイト・ボン・踊り。
土曜日。
前日のポールディアノの爆音の余韻に浸りつつ早起き。
8時からは日本語教室の授業が始まるので
見学に行くのですー。
何カ月か前、
ブラジルから浜松に研修で来ていた
日本語の先生と餃子を食べながら話してたときに
「マナウスに行くんだったら、わたしの子供みたいに
可愛がってるマイクくんによろしくね。」って言われたのね。
*参照:一番下の写真。わしの右側に写ってる女のひと。
http://swampwater.hamazo.tv/e2493757.html
そのマイクくんてのは、マナウスに来て早々教会で
セッションした時のドラムの彼で
しかもわしがお世話になっている日伯協会で
日本語も教えている。
嬉しくなっちゃうでしょ。
で、もって今日はそんな彼の授業を午前中見学したわけだ。
凄く丁寧に面白く教える先生だよ。
そう、この日はびっくりしたことがあったんだわ。
マイクくんのクラスの生徒のうち2人が浜松に住んでた!
一人は学校に行ってなかったらしいけど
ブレンダ松井さんは葵西小から北星中学に進んだって。
関係者のみなさーん。ブレンダちゃん元気でやってますよ!
しかも、日本語を習いにきているっていうのが
嬉しくなるじゃんか!
午後のクラスはサトミ先生。
板書も凄く丁寧だし、発音もいいよ。
まじめに一生懸命授業をする先生だわ。
こちらはムリロくん。
日本語だけじゃなくて英語も勉強してるよ。
わしもある先生からの依頼で
来週は、お盆についての短い授業を
土曜日に四コマばかしすることになったぞ。
盆踊りといえば、
この日は夕方からエフェジニオ・サーレス移住地での
盆踊り大会があった。
エフェジニオ・サーレス。
1958年あるぜんちな丸に乗り、日本から入植したときから
この移住地での日本人の歴史がはじまった。
海外協会連合会が所管する移住地の中で
最も優れた移住地の一つと言われ、現在も野菜の栽培や養鶏など
産業も発展し続けているが、最初に入植した方々の苦労は
並大抵のものではなかったそうだ。
ここにも日本語の教室があるので
近いうちに訪問する予定だよ。
ちなみにこの変わった名前は入植当時の市長の名前。
まあ、とにかくそういう歴史的な地での盆踊り。
地元に進出している日本企業の方や領事館の方々、
そして日系のみなさんに非日系のみなさんがわんさか集まった。
何百人いたんだろ。
とにかく派手な盆踊りだったよ。
牛肉の串焼きにぺルー料理のセビーチェを食べ
ひたすら、踊って
踊って
踊って
踊る。
先週のベラビスタ移住地の盆踊り同様
炭坑節に東京音頭、ドラえもん音頭が延々と流れる。
途中行われた花火もど派手!ビバ!ブラジル!
大江豊じゃないっす。西郷どんでもないっす。
日本でも数カ月研修してたというロドリゴくん。
とても丁寧な日本語を話すんだわ。
こちらはハファエルくん。日本語は喋れない。
日本ではなかなか恥ずかしくて踊れないって人も
たぶんここなら踊れるでしょう。
誰でもウエルカムな空気が
ホント自然で気持ち良い。
これも現地の人との信頼関係をすっかり築き上げてきた
日系人の歴史のひとつなんだよなあ。
日本でもこういう付き合いがあったらいいなあと思っちゃった。
いろんなことを考えつつの楽しい時間だったよ。
来週は、お盆強化月間の第3弾、ここ日伯協会での盆踊り。
だいぶ振り付け覚えたゾ。
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