パリンチンス1

としみん

2010年10月29日 06:50

日曜日。

前日の疲れも癒えぬまま、朝3時半に家を出発、空港に向かう。
今日は出張の日なのだ。
タクシーの窓から見えるのは、踊り疲れて家に向かう人たちの群れ。

こんな夜遅くにみんな何で歩いてんだ?って思うでしょ。
金曜・土曜・日曜とマナウスでは
ボイ・ダンスのでかいイベントがあったんだわ。
夜は仕事があるし、土曜も日曜も朝が早いので参加は断念。
これから行こうとしている場所は、
そのボイの踊り発祥の地パリンチンスなんだけどね。

午前4時前に空港に到着。
チケット予約の紙には午前5時出発とある。
朝の空港は人が少ないなあ…なんて思いつつ
搭乗手続きの列に並んでいたら、
係員が
「あれ?パリンチンス行きは飛ばないよ。」なんて言ってる。

おいおい!

なんでも前回の出張時以来
(ウルブー大発生空港閉鎖事件以来)
パリンチンス行きの飛行機は一日一便。
しかも夜のみになったというのだ。
そんじゃあ5時出発のチケット売らないでくれよ!と言いたくなるよね。

なんでこういうチケットをゲットできてしまうんだ…?

うーむ。
これで日曜日に予定していた授業の準備やら教材作りはパーだ。
テンションがた落ちで一時帰宅。

二度目の空港行きはマイク先生が送ってくれた。感謝!



結局12時間遅れで午後5時に出発することになったよ。
(とはいってもこの便も30分遅れだったんだけど…)

飛行機の中で隣の席に座ったのは
秘書や先生を養成する学校の先生デイジさん。



お互いの仕事の話やらマナウスの話で盛り上がり
すっかり仲良くなってしまった。
今回、彼女はパリンチンスの対岸の都市バヘリーニャに行き
同僚と一緒にそこにある教育機関の調査をするらしい。
来年は、名古屋にいる身内を訪ねて初めての日本旅行も計画しているそうだ。

そんな話をしてたら
あっという間にパリンチンス到着。

いつもパリンチンスへの行き帰りには友だちができる。
これは他の地域の出張ではまず考えられないことなのだ。
土地柄か?不思議だのう。

さあ、空港からマリオさん宅までどうしようと思っていたら
デイジさんたちが乗せていってくれるという。
これも前回出張と同じパターンだっ。
ありがたや。ありがたや。

しかしながらここでトラブル発生。
デイジさんの預け荷物が行方不明になってしまった。
マナウスから飛行機に積みこんだのだが
そのまま飛行機に乗ったままかもしれない。
結局、その日はあきらめて後日連絡を待つことになった。

ブラジルでは荷物がよくなくなったりするみたい。

デイジさんとは帰りの飛行機も同じことが判明。
お互いにどんなことをしたのか報告しよう!と約束して別れた。感謝!

マリオさん宅で夕食。
久しぶりのビアンカ先生も元気だ。

月曜日も早速8時から授業があるので
軽く打ち合わせして解散することにした。
わしはホテルに向かって就寝。
なんだか一日損したような気がするがしょうがないな…。

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