テストの日。

としみん

2010年12月10日 20:54

怒涛のパリンチンス出張から帰って次の日は
『日本語能力検定試験』の日だった。

ブラジル中、いや南米中で
同志たちが試験対策を一生懸命やってきた。
また、当日、試験会場まで引率していった人も多くいたようだ。

わしはというと、
住居にて試験!という恵まれた環境の中
お手伝いしてきたよ。
(西部アマゾン日伯協会内に住んでいるんだが、
ここが検定試験の会場なのだわ。)

前日夜、出張から戻り
次の日は朝7時40分集合。いとねむし。

わしがお手伝いできることなんてあんまりないんだが
試験終了後、最後の最後までお手伝いしたよ。
試験の雰囲気を知ることもできたし
いい経験になっただわさ。



今回の受験者は110名。
家族全員で受けたひともいるし
何度も何度も挑戦し続けているひともいる。
手足に障害を持っている女性も
鉛筆を口にくわえてレベル1(1級)の試験を受けた。

レベル1から5まで
受験するひとの中にはふだんの授業で知っている顔も多いので
「がんばってね!」と声をかけたよ。



数年前にKさんという日伯協会にいた先生が
SPと何度も何度もやりとりをして
マナウスでも能力試験が受けられるようになったんだ。
以前、その経緯を記した分厚い書類を見せていただいたことがあるが
その努力には頭が下がる。
それまでは、遠くブラジリアまで行かなければ
試験を受けることができなかったのだからねえ。



今回、試験会場の試験監督や事務仕事などを担当したのは
日伯協会の先生方や理事のみなさん。
暑い中本当にお疲れ様でした。

来年度の能力検定試験をさらに盛り上げるべく
ぼくも西部アマゾン各州でバンバン宣伝しなくちゃ。
もちろん、日伯の生徒やマナウスのみなさんにも
もっと知ってもらえるよう努力したいと思いますー。

こちらはアラームが鳴ると失格になっちゃうので
預けられた携帯と時計の数々。



みなさんよくがんばりました!

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