続・歌だらけの土曜日。

としみん

2011年06月13日 03:21

ブラジルに来て11ヶ月。
ここに来る前にいろいろなひとから
「ブラジルは音楽もいろいろあるから面白いよ」って言われてた。
サンバもMPBもボサノバもヘヴィメタルもAXEも
どれもブラジルらしくていいんだけど
やはり一番ビビビビっときたのはセルタネージョかな。

日本でたっちゃんとSWAMP WATERっていうギターデュオをしていた時には
ブラジルにこういうジャンルの音楽があるなんて知らなかったし
なんも考えないでギター二本で音を出してたけど
ブラジルにはこのデュオって形のミュージシャン多いんだよね。
みんな、○○&××みたいな名前。
Jorge & Mateusとか
Bruno & Marroneとか
Victor & Leoとか
Tetsu & Tomoとか(これはウソ!)

まあ、とにかく
日本ではアメリカ本国ほどの人気はないGarth Brooksや
Shawn Colvin、Anita Cochranなんかが好きなわしには
超ストライクの音楽だったのだ。

まず、コードが簡単。
大体の曲がD-AーBm-G
これを繰り返していれば成立。
そんでもって歌詞は
coração(心)と você(あなた)と amor(愛)を使う頻度が異常なまでに高い。
シンプルであればシンプルであるほど
イントロの工夫とか
転調の仕方とか
サビへの戻り方の工夫だとかがカギになるので
その辺もわしはきゅんきゅんしてしまうのだ。

でもって、一ヶ月前にジム(最近行けてない!)で
見つけたチラシがこれだ。



ちゅうわけで行ってきました。

チケットは一人40ヘアイス(約2000円)で
当日買っても大丈夫。
2000円で大人気のグループを3つも見られたら安いもんだ。
特に最近わしが気に入っている
Fernando e Sorocbaが見られるとあってわしは非常に興奮しておった。

インターネットでFernando e Sorocabaのホームページを見ると
午後11時スタートと書いてある。
3つのグループが出るから、
メインアクトの彼らが11時からスタートするのかと思ったら
大間違い!

フェスタのスタート時間が11時頃だったようだ。

会場について早速帽子を購入。



Fernando e Sorocabaが登場したのは
なんと夜中の2時前!えらい盛り上がったけどね。



バナナチップとブリャマとセルタネージョとわたし。





隣の人たちともすっかり仲良くなってしまったよ。



結構な数の曲を事前に予習していっただけあって
かなり楽しめた!大満足!

それにしても
長髪の日本人がカウボーイハットかぶって歩いているのは
非常に奇異に映るのかものすごい視線を感じたよ。

インド人が着物着て
演歌のコンサートを見に行くようなものか…?
ちょっと違うか。

今日、日曜日は
真剣にFernando e Sorocabaをコピーしよっと。

こんな人たちっす。



なぜかマリオさんの息子トゥーリオとも遭遇!



帰ってきたのは3時過ぎ。
ブラジルのパワーを体感したよ。

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