バザー再び。その1

としみん

2011年06月20日 04:27

4月にマナウスの日本語教室で企画したバザーイベントは大成功に終わった。
その後、売れ残った洋服や靴、本などを箱に詰めてパリンチンスに船で送った。

6月は80年前にアマゾンのパリンチンス近くの
ビラアマゾニアに高拓生が日本から移り住んだ大事なとき。
本来ならば、記念の式典・イベントが行われる予定だったが、
諸事情でそれは10月に持ち越されることになった。

うーむ残念。まあ、とにかく
われわれJICAのボランティアができることをやろう、ということになり
パリンチンスに派遣されているビアンカ先生(日本人)と
バザーイベントを企画して、地元の日伯協会にも協力してもらうことにした。

ちゅうわけで
今回の出張も授業半分、バザーの準備半分という
結構ハードなスケジュールだったのだよ。

初日。到着してすぐに授業に参加。
授業後はすぐに日伯協会の会議に参加。
会議の後はすぐ近くで行われている青チーム『カプリショーゾ』の
練習風景を覗いてきたよ。
(生徒の一人がダンサーをしているのだ!)





次の日も朝から授業。





授業の中でもバザーイベントで歌う日本語の歌の練習。



授業の合間にはよさこいの練習。



踊りのフォーメーションはPCでチェック。
これも全部ビアンカ先生が準備してくれてる。



「みんなしっかり練習してよ。」と言いたげなジエゴくん。



ビアンカ先生が教師会議に出ている間
わしが会計伝票作りを手伝ったり
仕事もうまく分担してひとつひとつ進めていく。

そんでもって、イノマタタダシ学園では
普通に授業があるから、いつものように子供たちと歌ったり踊ったり。



今回は、アベニュウザ校長も一緒に踊ったよ!



アベニュウザはわしのこの姿を見て「おージョンレノン!」と連呼しておった。



授業がない午後の時間。
少しの時間も無駄にできないので
生徒を集めて最終ミーティングをしたり、
売り子用の鉢巻きを作ったりもした。





イベント前日の夜中。
ビアンカ先生が「ガランチード」の練習に行ってがんばってる間
わしは、ドナハイのうちに呼ばれておった。

夕食をご馳走になりつつ、
始まったのは野菜切り作業!
おしゃべりしながら
じゃがいもやたまねぎを切れないナイフで剥く。



「みんな!昔の旦那を思い出しながら、涙を流すのよ!」
(なぜかわしもおねえ言葉になってる)
とかいいながら、たまねぎを切る。
涙ダーダー流しながら大笑いしてね。



当日、すしや焼きそばの他、カレーやチョコレートケーキも売る。
野菜切りの後は、鶏肉をひたすら剥きまくって
細かくするという作業が待っておった。
ご褒美はバナナのアイスキャンディだったよ。



さあ、やることやったからなあ。
いよいよ明日はバザー当日。
7時にみんな集まってくれるだろうか。
お客さんは集まるんだろうか。
蚊に刺されまくりつつ
そんなことを考えながら眠りについたのだ。

関連記事