西部アマゾン地域・原爆展(ポルトベーリョ編)

としみん

2011年08月15日 08:14

夜中の1時過ぎの飛行機でマナウスを発ったわしは
2時過ぎに無事ポルトベーリョに到着。
ホテルアマゾナスにチェックインして3時過ぎ就寝。

今回の部屋は食堂の真横だった。
朝はガチャガチャと朝食を準備する音に起こされ7時起床。
8時にポルトベーリョニッケイクラブのマリエラさんと合流。
会場に向かった。

ポルトベーリョニッケイクラブは数年間
諸事情のため、日本語教育が行われていなかったんだけど
ついに今年から青年ボランティアも再び派遣が決まった。
わしの語学クラス「クラッセビオレッタ」の1年後輩、ダニエラことミサキ先生だ。



今まで毎月勉強会で頑張ってきたライザちゃんと一緒に
授業をやっているのを見ると感動するものがあるな…。
(原爆展の準備のため、ホントに少ししか見学できなかったのが残念)



10時開始の原爆展に向けて
意地で運び込んだ30枚すべての写真ポスターを
マリエラさんと、時間を間違えてやってきてしまった生徒(可哀そうに!)と
協力して貼っていく。



プロジェクターもチェックしていざ原爆展開始。
人数は30人程度とマナウスに比べると少なめだけど
地元の学校の先生や生徒をはじめ、いろいろなひとが非常に熱心に聴いてくれた。
学校の授業の中でも取り上げたいからまたやってくれないかとのリクエストもあったんだ。



内容はほぼマナウスと同じだけど
川田さんのスピーチの部分は
ポルトガル語の原稿をニッケイクラブのメンバーの方に読んでもらったよ。

ネイ・マットグロッソの歌を歌った後
折り紙もやった。
折り紙は、ミサキ先生ががんばって教えてくれたのだ。頼もしいよ。





黙祷もして
映画も二つ観て
歌も歌って
川田さんのお話もして
折り紙が始まった頃(12時近く)
地元のテレビ局のクルーが到着した…。

「おう!トシミー!久しぶり!今日も歌を歌うのかい?」

2時間遅刻なんですけどー。
「歌うのかい?」じゃないっちゅうの。

でもって、
折り紙の場面を撮影したクルーから
「もう一回歌を歌ってくれませんか?」ってなことになったんだけど
今度はTVカメラの調子が悪くなってしまったみたい。ゆるいー。

ということでエンディングはブラジルらしく
グダグダになってしまったが
それでもしっかりみんなの心の中に映像や言葉は焼きついたと思う。
平和のメッセージやイベントの感想などを
来場者に一言づつ書いてもらって原爆展は終了した。



任期中にもう一回やりたい企画だなと思ったよ。
たぶん、今回来てくれた人たちは
また別の人たちに語り継いでいくと思うんだよね。

さあ、明日はアクレ州リオブランコへ移動だ。
がんばる。

BGMはWARRANTの86-97LIVEっていう日本未発売のライヴアルバム。
i-tuneに入れて全てのアルバムを持ってきているんだ。
びっくりするぐらいクオリティの高いアルバムだ。
1stリリース時のオリジナルメンバーじゃないけど全てが素晴らしい。

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