リオブランコ出張記。その1

としみん

2012年02月28日 01:21

24日
リオブランコに到着したのは午後11時。
同じ飛行機には以前泊めていただいた日系人ヒロミさんのお母さんも乗っていた。

ヒロミさんとも久しぶりの再会を喜んだ。
もともとヒロミさんも旦那さんのヘンリケさんも
日本語教室の生徒だった。
その日本語教室はわずか1年で空中分解。
アクレ日伯協会も活動をしていないので
なんとか再生しようとわしゃがんばっているのだ。

空港には市内で日本食レストランを経営しているメラニーさんが
迎えに来てくれた。

メラニーさんの話によると
ここ最近記録的な大雨で市内のあちらこちらが冠水状態だという。
セントロ近くに流れるアクレ川も氾濫寸前で
以前このBlogでも紹介したメタリカ橋は通行禁止。
多くの人が家を失った状態だという。
この日、実際にセントロ近くも通ってもらったんだけど
想像以上の水位でびっくりした。(これについてはまた別の記事で詳しく!)

今回は、メラニーさんのお宅にお邪魔することになった。

25日。
アクレ連邦大学(UFAC)に行く。



来月からこの大学で日本語と日本文化を伝える公開講座を開始するのだ。
前回の出張で約束を取り付けることができたが
今回は日程や内容、場所など細かいところを詰めるのが目的。

広いキャンパスで迷いつつ、マリア先生に案内されて
この大学のすべての活動を統括するキンパラマルチンスミノル先生に再会した。
将来的に青年ボランティアを派遣したいこと。
そのためには日伯団体を再建したいこと。
その足掛かりとして公開講座を開催したいことなどを確認した。

アクレ連邦大学第1回公開講座は、
3月21日の午前8時から11時
そして午後2時から5時までに決定。
使用する教室も見せてもらった。期待は膨らむばかりだ。



各講座とも30名限定で
以前日本語教室に通っていた生徒たちにも声をかけようと思っている。
この日は残念ながら講座を手伝ってくれる予定のジュンコさん
(日本で20年以上暮らしていた日系人女性)が仕事で来れなかったので
わしのへんてこなポルトガル語で話を進めていったのだけど
なんとか形になって嬉しかったよ。

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