ブラジルのアイドル歌手のコンサートにいく。その1
3月21日にアクレ連邦大学での講座を終えて
ホテルで仮眠したらその日の夜にもう移動。
アクレ州リオブランコにも
FACEBOOKで仲良くなったバンドやってるブラジル人がいて
体調さえよければ、彼のスタジオに行って遊ぶ予定だったんだけど
まあそれは次回のお楽しみにしよう。
西部アマゾン中にバンド仲間を作りたいのだ。
さて、ロンドニア州ポルトベーリョまでは飛行機で一時間ほど。
といっても病み上がりの体に夜中の移動はしんどい。
たった一時間の移動とはいえ、
空港には1時間半前に入っていないとこわいしねえ。
空港でも飛行機の中でもあっという間に寝ることはできるんだが
疲れはなかなかとれんわな。
朝6時に到着。
11時にお迎えが来て
文化担当のマリエラさんと青年ボランティアのミサキ先生と合流。
この日は、ミサキ先生の授業を見学しつつ、マリエラさんとミーティング。
ミサキさんは太鼓のグループを立ち上げて
これから本格的に練習に入るという。
ところが資金がないため、太鼓を購入することができないのだ。
そこで、生徒たちと一緒にジャングルの中に入り
大きな竹を採ってきた。
これが太鼓の代わりになる。
硬くていい音がするんだわ。
バチはどうするのか?
それはこちら。
箒の柄の部分を上手く削ってバチにしてしまった。
機材やモノに恵まれている場所では味わえない手作りの楽器だ。
太鼓やよさこいのグループで活動する一方、
日本にいる小学生との手紙の交流も始まった。
現在使われている日本の小学校の教科書に
ブラジルのことが載っているのだそうだ。
なかなかパワフルなミサキ先生だが
そのパワーの源はアマゾンのアサイーにあるのかもしれん。
近所のパン屋では最近ATMが爆破されたりと
物騒なことこの上ないポルトベーリョで頑張っております。
さあ、午後は、ルイキくんとライザちゃんという二人の先生の勉強会だ。
次の日、ルイキくんは500キロ離れたところに用事があって行ってしまう。
実はその次の日というのがマリエラさんの誕生日だったので
一日早いサプライズの誕生会を企画したよ。
2日目はライザちゃんとミサキ先生と教材作り。
なんでも前回の勉強会のときに
日本のむかしばなしを取り上げて
みんなで教材を作ったことが刺激になって
ライザは授業前にいっぱい絵カードやらすごろくやらを作ってくるようになったらしい。
こりゃ嬉しいのう。
というわけでこの日はみんなで手分けして単語カードを作ったよ。
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