ブラジルのアイドル歌手のコンサートにいく。その2

としみん

2012年03月27日 12:34

勉強会の後、田辺先生にもご挨拶して
我々3人が向かったのは
ポルトベーリョのショッピングセンター。

この日、午後10時からここで『LUAN SANTANA』のショーがあるのだ。

『LUAN SANTANA』といえば、今やブラジルで一番人気がある歌手。
まだ若いんだけどね、子どもから大人まで大人気なのだ。

特にティーンエイジャーには絶大な人気を誇り
文房具屋にいけば、ノートや下敷き筆箱なんかも売っているし
スーパーマーケットにいけば缶に顔写真が印刷されたキャンディーも売ってる。



もちろんアンチも多いわけで
大学生なんかは
「えー。ルアンサンタナなんか聴いてるの?ダサーイ!」という人も多い。

40過ぎのおっちゃんがいくコンサートではないが
ブラジルの音楽の中でも好きなジャンルだし、
地方都市で旬の歌手のライヴなんてなかなか見る機会もない。
こんなチャンスはなかなかないのよ。
あーちなみにわしはマナウスで24日に行われるショーに行こうか迷っていたんだ。
ポルトベーリョでコンサートがあることなんか全然知らなくて
コンサートの前日にチケット買ったくらい。ある意味ラッキー!

開演は10時とのことで
われわれはお揃いのTシャツで9時に会場入りした。結構恥ずかしい。



こっちのコンサートってTシャツがチケット代わりみたいなところがあって
青いTシャツがA席。
白がVIP席みたいに決められてるんだ。





ステージではDJが客を煽りまくってる。

「彼は、ホテルから会場に着いたようだぜ。」

「きゃー!きゃー!きゃー!」

「今、すぐ裏にルアンサンタナがいるぜ。」

「きゃー!きゃー!きゃー!」

「一人だけステージで彼と一緒に歌える女の子はだれかな?」

「きゃー!きゃー!きゃー!」

10時。
なかなか始まんない。



11時。
あいかわらず始まんない。



12時。
DJは3時間同じ調子で煽り続けるんだからたいしたもんだ。
何回ステージ裏にきたぜ!を聞かされたかわからん。

最初は元気だった我々もだんだんと壊れてきた。



そして!

12時過ぎにやっと現れた!かと思ったら地元のプロモーターのおっさんで
今度ポルトベーリョにやってくるイヴェッチサンガーロの宣伝をしていった。

さあ、散々じらされたけど、いよいよスタート!



どかんどかん花火は上がるわ、
ギャーギャー客は叫ぶわで凄い凄い!
わしもライヴで時々歌う
『Meteoro』や『Você não sabe o que é amor』なんかも生で聴くとたまらんのう。



3時間待ったから足は痛いし
ライザもミサキ先生も疲労はピーク。
それでも行ってよかったよ。

わし、DVDも2種類もってるので知ってる曲も多かった。
十分楽しめたライヴだったな。
飛行機の時間があるのでアンコールはすっ飛ばして
会場を後にした。いやあ、いい経験したよ。

ちゅうわけで、
午前4時の飛行機に乗りマナウスに6時に到着。

そしてその日は、午前11時から勉強会で
午後2時から3時間の授業。

午後7時までナオミ先生と問題を作ったら
お友達の誕生パーティに出席。

カラオケ大会の審査員も頼まれてたけどこのスケジュールじゃ無理だっちゃ。

LUAN SANTANAキャンディー舐めて、今週は静かに過ごすあるよ。

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