にゃろめ。
わしのBlogだから
いいことも悪いことも記録して書き留めておく。
今日はいろいろ考えさせられた。
午前中、事務所にやってきた
ある一世の方とお話する機会があった。
「この時計は何千ヘアイスもした」とか
「先日、豪華客船で何日も旅をした」とか
さんざん自慢されたのは、まだいい。
いろいろな人たちの悪口が始まったかと思ったら
そのうち
「あんた、その年でボランティアって、何やってんだ?」って説教された。
わしの仕事の内容なんぞなーんも知らないだろうに
「あんたの年齢のときに、
オレはトラックを3台も4台も持っていて
ブラジル人何人も使ってなあ、金を稼ぎまくっていたぞ。
まあ、売れた売れた!
金がボンボン入ってきたもんだ。
あんた、金を稼がなくていったいどうするんだ。
オレはボランティアなんてやる人間の気持ちがわからんね。
今は5000ヘアイス毎月年金で貰っているが
まだまだ足りないよ。もっと金が欲しいね。
あんたそう思わんかね。」
と一方的にまくしたてて帰っていった。(ホントはもっといろいろ言われたんだけどね)
いやまあそういう考え方もあるんだろうが、あんまり金、金言われてもねえ。
なーんか非常に気分が悪かったけど
その後ちょうどPCを開いたら
この前のBlogで紹介したAさん(韓国に出張行く人ね)から
こんなメールが来て救われた。
おばあちゃんの出生地の住所をポルトガル語で書いて送っておいたのだ。
『こんばんは としみさん! ポルトガル語でよく書きます!
私は子どもの時におばあちゃんは死んだ...それは残念だ。私は悲しみを感じる。
あなたが私たちのためにやったすべてに感謝
どうもありがとうございました』
お金も大事だけど
こういう繋がりのほうが大事だと思うからいいや。
ざまあみろだ。こんにゃろ。
そうそう、昨日は、1世のミチコさんの自宅で
よめさんともども食事をご馳走になったよ。
アルフレッドさん、アウグスタさん、ホドリゴさん、パメラさん、モルガーナちゃん
それから次から次へと現れた親戚のみなさん。
楽しい時間をありがとう!
ミチコさんからは入植前、入植当時のお話を何時間も聞かせていただいたし
貴重な写真も沢山見せていただいた。
ミチコさんの息子のよめさんはアウグスタさん。
以前一緒に水遊びに行ったこともある。
「トシミさん。うちでカクテル作れるんだけど、マティーニなんてどう?」
「ああ、いただきます。」
「赤いマティーニと青いマティーニとどちらがいいかしら?」
「うーん。ジャポネスガランチードのガランチードで赤!お願いします。」
「ごめんね。今日は青しかできないのよ。」
じゃあなんで聞く?しかも自分は作らなかったりするんだな。
ミチコさん曰く「いろいろ作れるって見栄張りたいのよー。」
なるほど。
ホドリゴさんがつくってくれたそんなマティーニは強過ぎて全部飲めなかったっす。
これでいいのだ。
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