まじでむかつくぜ!

としみん

2012年05月12日 14:47

『TAMO PUTTO JUNTO!!』っていう
マナウスのFM番組に出演したよ。

前日の日記にも書いたけど
レストランで演奏してたら、番組の人気DJカルロス・ポータさんに
「今日、番組出るかい?」って突然誘われたんだわ。

今日の午後は、
明日行う予定の「震災後の日本」を伝えるイベントの準備。

ありがたいことにFACEBOOKにわしが作った
告知用のページでは生徒さんや先生、いろんな人たちが
共感してくれて、200名近くが来るって言ってくれてる。
(ブラジル人の中には「行く!行く!」って言って来ない人も多いので
5割引きくらいで聞いてるけど、それでも100人だもんね。)

会場に椅子を並べ、子どもたちの描いた絵を貼り
プロジェクターのチェックをした。準備完了。



ちょうどマイク先生が手伝いに来てくれたので
ラジオ番組での通訳をお願いした。

出演は午後10時。12時までの生放送だ。

『TAMO PUTTO JUNTO!!(いっしょにムカつこうぜ!!)』って
番組はブラジルにありがちなリスナー参加型の番組だ。



日本のラジオ番組に比べるとずいぶんと大味。
ディレクターなし。プロデューサーなし。
すべてDJが一人でこなす。
トーク間の笑い声や歓声の音源も自分で上手にコントロールしていくんだわ。



カルロスさんのトークには
リマさんっていうゲストがつきあう。
なんでも空手だか柔術の選手で
今度日本武道館に行くとか言ってたよ。



ブラジル人てのはジョークが大好きだ。
ちょっとキツイのもあるんだけど
いきなりその洗礼を浴びることになった。

「サイトできみの写真を見たけど、シャンプーは何を使ってるのか?」

というどうでもいいものから

「マナウスの日本食は日本と比べて美味いか、不味いか。」みたいなものまで。

まあ、このくらいはまだ返せるけどね

「カミカゼ(特攻隊)は、どうしてヘルメットを被って突っ込んだんだ?
どうせ死んじゃうんだから必要ないじゃないか。」

みたいな質問は非常に困ってしまう。

結局、2時間の番組で1時間半くらい出演して
5曲も生で歌ってもうた。



ブラジルのセルタネージョを日本語で歌ったりとかね。
リスナーからダメ出しが出たり、誉められたり。

「ぼくは彼女がいません。誰か彼女になってください。
今から携帯の番号をいいます。よろしく!」

みたいなリスナーに対しては

「OK。○○○○―○○○○まで電話してやってくれ。
まあ今度、裁判所の前の通りに立っている売春婦のねえちゃん紹介してやるから安心しろ。」

みたいなことも平気で言うんだよね。

ほかには「ジャスピオンやジライヤ知ってますか?」みたいな質問とかね。
両方とも日本ではそんなに人気がなかったことを伝えると
「そうか、それでブラジルに安く売ったんだな。」とか返される。
すべてがジョーク、ジョーク、ジョークなのだ。



そんなカルロスさんも
次の日の震災イベントの告知になったら
すごく真面目に聞いてくれてありがたかった。

いやーかなーり面白い経験だったよ。



帰り際にカルロスさんが一言。

「トシミ!電話くれたらいつでも出演OKだよ!よろしく!」

おお。また出演できるのを楽しみにしてるよー!
マイクくんにも感謝だな。


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