パリンチンス『新たなる活動』その3

としみん

2012年08月05日 21:23

最終日。

朝7時半に生徒ともどもエリコ先生のうちに集合。
郊外にある『イノマタタダシ学校』に行って活動をするのだ。

市内の比較的貧しい層の子供たちが集まっているこの学校の校舎は
JICAの草の根支援事業で建てられたものだ。
今年の6月まではビアンカ先生が毎週通って活動していた。
わしも毎月お手伝いに来ていたが
午前70人、午後70人のモンスターチャイルドを相手に
活動するのはなかなか大変なのだよ。

その『イノマタタダシ学校』にエリコ先生初登場とあって
わし、イラセマ先生がサポート、
さらに『キムラ語学センター』日本語クラスから
チアゴさん、マリオジョージさん、ヘナタさん、
アナさん、ウェンデルさん、ケウリさんという6人の生徒たちが
手伝いに来てくれたのだ。
これは百人力!

『アブラハムと七人の子』『からだあそびの歌』に続いて
ポルトガル語でルアン・サンタナとミッシェル・テロの歌も披露した。



軟体動物のようなエリコ先生のY字開脚に大喜び。
もうこれで生徒のパワーは大爆発。歌って踊って!
しかし、今日はこれだけでは終わらないのだ。



子供たちを3チームに分けて
『ボール運び』ゲームを行った。
イラセマ先生が解説して、日本語コースの生徒たちがサポート。
なんと嬉しい事に
今後も交代で応援に来てくれるというんだな。ありがたいことだよー。



昼食は日伯協会のドナ・ハイや
イノマタタダシ学校のアベニウザ校長も加わって賑やかなものになった。
ドナ・ハイは来月日本にいくというので
知多半島での再会を誓ってきた。



落ち着く間もなく午後のモンスターチャイルド第二陣がやってきた。

午後は1時から授業がはじまるのだが
この日は実験的に『長縄飛び』を導入してみた。
食いつきがめっさよくてビックリ!
わたしも!わたしも!と大行列をつくって順番を待つ。





午後の授業はブラジル人の先生のお祈りからスタート。
宗教の力に支えられているところも大きいことがよくわかる。
さあ、エリコ先生の紹介からわれわれの活動開始。





午前の活動をさらにパワーアップさせた出来で最高の盛り上がりを見せたよ。
今後の活動が楽しみだ!

帰り道はイラセマ先生の姉さんの家にお邪魔した。
彼女も非常に協力的なんだよね。

午後の授業は6時スタート。
毎週金曜日はイラセマ先生が有志の生徒を募って
日本文化を教える授業を展開している。



この日は「運動会」(さっそく!)と「よさこいソーラン」について。
こりゃ今後が楽しみだゾ。

パリンチンスの今後の予定
9月に一時帰国したら10月に準備を兼ねたミーティング。
11月に学校全体を巻き込んでのイベント開催
12月はイラセマ先生とエリコ先生を呼んでマナウスで勉強会
来年になったら運動会の開催…と
なんとなく予定も固まりつつある。

というわけで
エリコ先生、大変ですけどよろしくどうぞ。
わしもがんばってサポートしていきますーっ。

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