黒の洞窟に行く。その1
青の洞窟といえばブラジルのボニート。
しかしながらわれわれが向かったのは黒の洞窟だった…。
金曜日の勉強会は午後2時から。
せっかくポルトベーリョに来たので
生徒であり先生候補の一人であるルイキくんのファゼンダに
連れていってもらうことにした。
ルイキくんは日系人。
お母さんは日本人のお医者さんで
ルイキくん本人も日本に一ヶ月だけ滞在したことがある。
2年前にも彼にこのファゼンダを案内してもらったっけ。
今回はミサキ先生も一緒に行くのだ。
朝6時にホテルを出発してファゼンダを目指す。
ポルトベーリョにもアマゾン川の支流が流れている。
ファゼンダに行くにはこのマデイラ川を渡らなければいけない。
現在ダム建設中のマデイラ川は、同時進行で橋の工事も行われている。
船着き場でバルサに乗り反対の岸まで渡してもらう。
出発を待ちながら、コーヒーを飲んでリラックス。
コーヒーは1ヘアイス(約40円)だ。
同じバルサには背中と腕にびっちり刺青を入れているおじさんがいた。
よく見ると「功」「虎」という二つの漢字が入っているじゃないか。
虎の字のほうはバランスが悪くて庭にしか見えなかった…。
なぜこの二文字を選んだのかは不明だが
わしはそのおじさんに近づいて写真を撮らせてもらった。
なぜならばルイキくんの本名もイサオだからだ。
これがのその写真。
バルサの上でもすでに小さい虫に刺されているわし。
先行きが不安だわ。
びっちり救命ボートを積んだバルサの横でイルカが顔を出す。
13ヘアイスも出すのに向こう岸まではほんの数十分だ。
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