パリンチンスの修了式。⑤
『ビクトリアヘッジ』=オオオニバス。
アマゾン川に浮かぶ大きな蓮には、
夜にだけ花びらを開くという習性がある。
そこから生まれた話。
ナイアという名のインディオの女性は、
『お月さまがきれいな女性を選んで星に変える』ということを信じていた。
だからいつもきれいになるよう心掛け、いつも選ばれることを願っていた。
ある日の夜、水面に映った月を見て、ついに迎えに来たと勘違いした彼女は
そのまま、水に飛び込み溺れ死んでしまった。
お月さまはそれに同情して、ナイアを星のような形のオオオニバスの花に変えたのだ。
続いて『UIRAPURUウィラプルー』という鳥の名前の由来にもなったお話。
恋に破れた女性が酋長によって鳥に変えてもらうというアマゾンの伝説。
「かわいそうに…。鳥にしてあげよう!」
酋長役のトビアスくんはおおはまり!
日本語の発音や記憶力もさることながら、演技力も素晴らしい!
さらに
日本語の絵本の読み聞かせをするグループ。
「ぼくのパパは おおおとこ。かくれんぼするときは
やまのむこうに かくれなきゃ…。」
「そらのくもは つかれると パパのかたで ひとやすみ。」
「パパのくしゃみは たいふうみたい。うみだって ふきとぶよ。」
それから『口裂け女』紙芝居チーム。
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