勉強会とゲテモノ料理。

としみん

2013年05月09日 00:18

火曜日。

やはり今朝の朝食もフルーツのみ。



午前中は現地の先生たちが
アマゾン川の支流であるマデイラ川の川遊びに
連れて行ってくれると言っていたのだが
雨のために残念ながら中止。来月最後の出張時に行けたらいいな。

そこでセントロのいろいろな場所に行ってみることにした。

まずは公設市場。
ここには浜松市で働いていたOさんが野菜を売っている。

本当は一番奥のレストランで
牛のしっぽを煮込んだ『ハバダ』が食べたかったのだが
残念ながら今日はおいていないようだった。
ちなみにこのレストランの息子さんも
日本語教室に通っているのだ。

市場の中をぐるぐる回っていたら
ある親子連れが美味そうなものを食べているのを発見した。
「なんすか、それ?」と尋ねると
「ブシャーダよ。」と答えてくれた。
よし、みんなで食べてみよう!と
ひとつ注文してみた。

「はいー。できたよー!」



パンパンに膨らんでるのは胃袋。

ブシャーダとは
牛だか豚だかの胃の中に
血の塊とか臓物だとかを細かく刻んて
突っ込んで煮込んだ料理だ。

地元教師である
アルベルトくんとナターリャの姉弟によると
もともとブラジル北東部の料理で
ポルトベーリョでは珍しいらしい。



なかなかグロイけど美味かったよ。



その後、アルベルト君たちの案内で
しないで一番高いビルから街を一望しようということになった。

駐車場から目的地のビルまで
歩いていると
変な名前のレストランを発見した。
その名も『Gosto gostoso』。
美味なる美味みたいな感じかな?

くどい名前だねえって看板の写真を撮っていたら
アルベルト君が
「トシミ先生。面白いメニューがありますよ!」
って教えてくれた。



そのメニューはエネルギードリンクの一種で名前を
「Ta doido」という。
意味は「頭ぶっ飛んじゃってるぜ~」みたいな感じかな。
「おかしいだろ、それ」「イっちゃってるな」でもよいけど。
シェイクの一種で中に入っているものがすごい!
強壮剤と言われているガラナ、卵、シロップに、
ピーナッツに
極め付けは「ノ・デ・カショーホ」ってやつ。
「犬のノ」ってなんだ?怪しいぞ。
早速店員に聞いてみたら何かの植物の根っこということだった。
味はうーん。
はっきり言ってまずし…。ほんのりと下呂の香りであった。

美味しそうに飲んでるけどね。



11階建てのビルに上り
アサイーを食べ
郵便局で切手を買い
Tシャツを買い
教室に戻ってきた。

午後は地元教師陣勉強会第2弾。







模擬授業である。
4人の先生がお題に沿って交代でやったのだが
これがまたみなさん素晴らしい出来で
泣きそうになったよ。



この日も勉強会は大いに盛り上がり
気が付けばもう夕方だ。

今日はマナウスに戻らなければならない。

先生たちは最後の最後まで(出発は11時過ぎ)
付き合ってくれたよ。

以前マナウスでも開かれた
全世界からの民芸品市が
ちょうどポルトベーリョ市内で開催されていたので行ってきた。



それからショッピングで夕食。

いっぱい笑ったなあ。
やはり帰りの飛行機が1時間遅れてしまったけれど
今回の出張も超手ごたえあり。
めっちゃ面白い3日間だったよ。

ポルトベーリョのみんな、ありがとー!

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