鬼ぶす。

日曜日。
風邪なのか風邪じゃないのかよくわからんままデス。
ううむ。
鼻水出るし、くしゃみもバンバン出るので
これはやはり風邪か…。

それでも、今朝も5時に起きて
6時からのウォーキングに出かけただよ。
エイジさんが歩きながらポルトガル語を教えてくれるのだ。
(次回からしっかりメモんないとどんどん忘れてしまう…)

ウォーキングの後はセントロの市場で
いつもの生ココジュースを飲む。

鬼ぶす。

そして、一週間分の野菜・果物の買い出し。
買う場所を選ばないとなかなか生活のやりくりが大変なんだな。
野菜ひとつでも値段が全然違うんだもんよう。

鬼ぶす。

今日のネグロ川はだいぶ水位が下がっておった。
船に乗って旅に出たい気分だ。ベレンまで4日間160へアイス。
いいなあ。

エイジさん今日もありがとう。

帰宅後、昼寝。
今日はもうこのままゴロゴロと寝て過ごそうかと思ったんだが
なんだかもったいないような気がして再びセントロに出かけた。

ぼくら、JICAのボランティアは自動車の運転はおろか
自転車も禁止されてるので(パリンチンスは別ね)
移動手段は、現地の知り合いに乗せてもらうか(非常に申し訳ないっす)
タクシーに乗るか(非常に金がかかるっす)
オニブス(バス)に揺られるかのどれかなのだ。
あー、マナウスには鉄道&地下鉄の文字はないぞよ。

実は、マナウスに来て1ヶ月。
一度もバスに乗ったことがなかったので
早く乗ってみたくて仕方がなかったのだ。

そして今日。
「時が来た!」by 橋本真也

目指せセントロ。
近所のバス停らしき場所から乗車。
あっという間に到着!
安いし、なかなか快適じゃないか!

今日2度目のセントロ。
しかしながら、そこに待っていたのは
ゴーストタウンのような活気のない街だった。
ええ?
日曜の午後ってこんなに誰もいないんすかー?
というくらい歩いている人いないし
店自体やっていない。
シャッターばーん!下りてる。
屋台もしっかりシートで覆われておる。さびしいー。

とりあえず、テアトロアマゾネスでも行こうと
道端の警備員らしき人に道を聞いたら、
「テアトロもいいけど、すぐそこに美術館があるから
見ていくといいよ!」と親切にアドバイスしてくれた。

おおお。綺麗!&無料!(←貧乏性なのでこの言葉に弱い)

鬼ぶす。

中に入るといくつかのブロックに分けられていた。
ひとつは、この美術館の元になる建物がどのように修繕されて
こんなに綺麗になったのか、その様子が分かるブース。
その他、いろいろな時代の絵画を展示しているメインのフロアに
カメラ博物館、古銭博物館、インディオの遺跡発掘についてのコーナー
それから、ブラジルの警察博物館のようなものまであって
意外や意外と言ったら怒られそうだが、結構楽しめたのだ。

鬼ぶす。

鬼ぶす。

1階には昔この建物の外にあったカフェの珈琲を
そのままの味で飲めるという喫茶店があったので
超期待マックスで利用したのだが
HOTな珈琲はぬるく
COLDな珈琲はぬるいという
非常にぬるい店だった。そんなこっちゃいかんぞお。

鬼ぶす。

さあ、それでも
なんとか廃墟のような街でも楽しみを見つけたので
バスで帰ろうと思いきや
自分の家まで行くバスの乗り方がわからん!
というのも、マナウスのバスって、
最終地点の地名・経由地の地名と番号が
バス正面の電光掲示板に記されているだけで後はほとんど情報なし。

時間表なんてありゃしません。
路線図?何のことですかー??状態。
もちろん、案内所なんてあるわけがないっちゅ。

しょうがないから、
そこらへんの人たちを片っ端からつかまえて
「すんません。○○(わしの住んでる街)に行きたいんだけど
何番のバスに乗ればいいんすかー?」
と下手なポルトガル語で聞きまくった。

するとねえ、10人に聞くでしょ。
10人とも違う番号言うんだわ。
「あー、それは123だねえ。」とか。
これがまたみんな真剣に教えてくれるので性質が悪い(ごめん)
中には、「自分の乗るバスしかわからん!」という
めっさストレートな人も何人かいたな。

とりあえず収集データを整理!
中でも有力な「505」「506」「507」あたりに絞ろうと
バス乗り場で待っていた。
するとそこに親切な若い男登場。
「507」「605」なら間違いないよ!とのこと。
バスを待つ間に話をしていたら、
なんと!今日行った美術館で働いている人だった。
めっさいい人。
自分がバスに乗るまでずっと心配してくれてたんだよ。

鬼ぶす。

結局、1時間半待ち続け605番で帰ってきた。

でもね。後で気づいたんだけど
ほとんどの番号のバスがうちの近所を走っているっぽい。
今後これも調べねばならん。
課題がひとつできた!

一か月後にはセントロでバス案内ができるくらいになりたいずら。

鬼ぶす。



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この記事へのコメント
日本のバスってすごいですよね!
時刻表はあるし、その時間通りに来るし!

こっちもバス停には
ラッシュアワー:10~15分に1回
他の時間20~30分に1回
とかって書いてあるけど、
いつがラッシュアワーなのかはわかりません(^^;

噂によると、携帯のインターネットサイトで
バスが今どこを走っているか知らせるサイトがあるらしい
のですが…
私の携帯はあいにく、そんな機能はないので…


ひたすら待つ!待つ!待つ!


デス。

人生ゆっくりってことですね。。。はぁ~
Posted by Naho at 2010年08月30日 19:04
全部ぬるい(笑)!

ハプニングのオンパレードですね。

臨場感いっぱいで楽しいです。
Posted by 川口直久 at 2010年08月30日 20:48
>Nahoさん
もうあらゆるところで
日本の時間の正確さを痛感しますー。
が、ゆるいほうがわしには向いてるかも…。

>川口直久さん
そうなんです。
逆にぬるいのを頼んだら…。
やっぱりぬるいんでしょうなあ。
TV出演見たかったですー。
Posted by としみん at 2010年08月31日 01:25
鬼ブス乗りこなすのは私もまだまだ修行が必要です。
必ず職場近くのバス停を通る「テッパンなバス」を待っていると
遅刻しそうになる場合があるので、
適当にそれっぽいのにも乗ってますが、
知らないところに行っちゃうから半分くらいで慌てて降りて、
残り半分徒歩ということがしょっちゅうです…

ベレンも日曜日はゴーストタウン化しますので、
危ないと言われています。
みんな何して過ごしているのかしら?
Posted by heromi at 2010年08月31日 01:46
初バス、おめでとうございます。僕も慣れるまで苦労しました。ニッパクに帰るなら、AV paraiba を通るバスがいいですね。paraiba のバス停(ガウーショのそば)はマナウスのバス停には珍しく通るバスの番号が書いてあります。そこで調べるのも一つの手です。まあ、正直一月もすれば慣れますよ。

セントロのバス停は何がなんだかわかんないので、いつも別の場所から乗ってます。

それと、日曜はバスの本数が半減します。

以上、マナウスバス情報でした!
Posted by 谷得 at 2010年08月31日 10:09
人気のない日曜の午後とか、
親切?なのか、わかんなくても適当答えちゃうとか、
その感覚がなつかしいわぁ~。

ボリビアのバスはドロボーが多くて被害者続出。
不自然な動きをする人に用心、用心!でした。
マナウスはどうかわからないけど、お気をつけて。
Posted by Mery at 2010年08月31日 10:23
>Heromiさん
わしも日曜の午後危ないから歩いちゃだめって
言われたわ。たしかに人が少なくて怖かった。
気をつけますー。

>谷得さん
詳しくありがとー。
一か月で何回バスに乗るかが問題ですねえ。
がんばるっす。

>Meryさん
日曜のバスは
泥棒もできないくらい空きまくり。
がらんがらんでしたよー。
Posted by としみん at 2010年09月01日 10:08
鬼ぶすデビューおめでとうございます☆
おもしろ話期待してますね!

サンパウロ近郊も同じで、路線図も時刻表もバス停にはありません。ネットにはあるけど。
けど、皆知ってる。不思議だな~


今度長距離バスにチャレンジ!
Posted by jami at 2010年09月02日 09:30
>Jamiさん
おおお。元気かえ?
コメント嬉しいよ。ホント!
マナウスのみんなはきっと自分が乗るバスしか知らないんだ。
それでも間違えるんだ!
長距離バスいいねえ。
巡回は全部飛行機ってのが素敵でしょ。
休日に挑戦するかな。
Posted by としみん at 2010年09月02日 10:50
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