リオブランコの街中にある橋の名前。
ポンチ・メタリカって聞こえたんだけど
ホントだろか?
注:空港で飛行機を待ちながら書いてるのでちょっと長いっす。
今度こそホントに出発できた!(昨日のアホ丸出し日記参照)
再び訪れたのは人口35万人、アクレ州の州都リオブランコだ。
ここには、日伯協会も日本語教室もあるが
まだまだ始まったばかりだし人数も少ない。
他の地域の情報を提供しつつ、活動を応援していかなきゃいかん。
空港につくと
教育担当のパトリシアさんと
文化担当のフラビオさんが待っていた。
パトリシアさんは矢野、フラビオさんは伊熊という名字をそれぞれ持っている。
二人とも日系人なのだよ。2世とか3世とか。
残念ながらこの地域の住人で日本語を話せるのは
実は、パトリシアさんしかいない…。(会話がしっかりできるレベルってこと)
他のメンバーの中には日本に行った経験がある人も少しいるけれど
毎日の生活の中でどんどん廃れていってしまっている。
日本人・日系人はここアクレには少ないけれど
日本文化に(というよりアニメに)興味を持っているブラジル人は
驚くほどたくさんいる。
非日系だけど、こういう人たちを取りこんで日伯協会の活動が
活性化していくとよいのだが、いろいろと壁もあるんだ。
ひとつのきっかけになりそうな場所がここ。
アニメショップ、通称『Naruto』。
店長のウィリアムさんとは初対面だったんだが
かなーり日本に興味を持っているようでえらい人懐っこかったゾ。
もしかしたら、将来、このアニメショップで日本語教育を
という展開になるかもしれない…。
店内にはTシャツやフィギアがいっぱい。
パトリシアさんはアラレちゃん、ファビオさんは何のかぶり物だろ。
ちなみにこの二人、大学教授と歯科医です…。
ホテルにチェックインしたら、リオブランコの商工会議所へ。
毎週土曜日は、ここで日本語教室がおこなわれているので
その授業を巡回視察するのも今回の出張目的のひとつ。
しかーし。
「生徒たちが期待しているので授業をお願いします。」
というパトリシア先生の一言で急遽授業を行うことになった。
教材もなんもないので、授業10分前に即席で絵カードを作り授業開始。
すんばらしく盛り上がり、みんな喜んでくれたよ。
いつもクールなパトリシア先生もお絵かきゲームに参加。
なんと、『Naruto』店主のウィリアムさんもやってきた。
そして、今後日本語の授業を受けることになった!わお!
残念だったのは熱心な生徒が3人休んでしまったこと。
実は次の日が大学入試だったので来れなかったのだ。
その代わりと言ってはなんだけど
日伯協会の副会長メアリーさんがわざわざ会いに来てくれた。
嬉しかったよ!
夜は、日本語教室の生徒さんでもある
エンリケさんとヒロミさんのお宅に招待された。
ピザを食べながらいろいろな生徒さんとお話。
日本語の先生ともっとお話する機会が欲しかったんだって。
時間も気にせず自宅で和気あいあいとピザ食べましょうってことになった。
この自宅がまた馬鹿デカイんだ。
日本語を話せるのはパトリシアさんだけなので
リオブランコの出張はかなーり鍛えられる(なんもわかってないんだけど)。
宴は11時過ぎまで続きグロッキー状態でホテルで爆睡。
明けて日曜日。
朝8時半にエンリケさんが迎えにきた。
昨日のピザパーティのとき
「トシミ!明日は市内を案内するぞ!」と言われたので
「おう!よろしく!」と答えたのであった。
アイスクリームショップを経由して
連れて行ってもらったのは「パルケ・シコ・メンデス」(シコ・メンデス公園)
シコ・メンデスってのは
アクレ州のジャングルでゴム樹液採取をしていた環境保護活動家。
この町のヒーローなのだ。
シコ・メンデス通りなんていう道もあるくらい。
さて、この公園がなかなかに面白かったのだ。
コブラにアンタにジャカレーにオンサにマカコ。
(ヘビにバクにワニにジャガーにさる)
展望台もあれば、ゴム作りの人たちが住んでいた家のレプリカもある。
ゴミ箱もお茶目だ。
昼は、文化担当のフラビオさんを交えて
今後の日伯協会について話し合い。
その後、空港まで送ってくれたよ。
生憎の雨で飛行機までは空港が用意してくれた傘をさして乗り込んだ。
今回も超秒殺。あっという間の巡回出張だったずら。
うひー。またしてもいろんな人たちにお世話になったよ。
よく考えたら今週も連休だったんだねえ。
もうなんだかよくわかんなくて
休暇の予定なんぞまるで立てられんわしがいる。
なんとか時間作らなきゃ。
これはパルケ・シコ・メンデスのマカコ。
手のひらに乗りそうな大きさだったよ。
