がんばれ。パリンチンス1

今月もパリンチンスに出張。

前回の出張から数週間と早いペースだが
それにはいろいろ理由があるのだ。
このBlogでも
マナウスのバザーで売れ残ったもの、売らなかったものを
箱詰して某所に送ると書いたが
それはパリンチンスのことだったのだ。
6月末にボイブンバという世界的に有名なお祭りがおこなわれるこの街。
ふだんはとても素朴で温かい田舎町なのだよ。

がんばれ。パリンチンス1

いくつか出張先があるけれど
パリンチンスの特異なところは日本人らしい日本人がいないこと…。
1世や2世のみなさんが
日本語教育を地道に守り続けているなんていう状況ではないのだ。

日本語教育がおこなわれている教育機関も
財政的に厳しかったりする。
そこで、パリンチンスでもバザーを行い
日本への義捐金とパリンチンスの教育機関の運転資金の
両方に還元できないかと考えたのだ。

マナウスの日伯協会でバザーをしたときに
生徒たちから『日本への義捐金』という名目で品物を集めたので
今回の計画の前にマナウスの日伯のすべての教室を回って
パリンチンスでのバザーの計画について話をした。

幸いなことに先生も生徒たちもとてもいい反応で嬉しかったし
パリンチンスの日伯協会会長のマリオさんのおかげで
30箱以上もの洋服・靴・本・おもちゃなどは
無事にパリンチンスに到着した。

今回の出張の目的は
通常授業を手伝うことの他に
授業の中で地震についての現在の情報を伝えること
バザーをする目的を生徒たちに伝え協力を得ること
パリンチンスの日伯協会の会議に出て具体的な予定を決めること
そして、イノマタタダシ学園でちびっこたちと日本語の歌を歌い踊ることだ。

結構な量の仕事ダゾ。

さて月曜日の授業。
今日も快晴!

がんばれ。パリンチンス1

本日の授業は、ビアンカ先生の消しゴム配付から始まった。
なんでも生徒たちに誕生日を盛大に祝ってもらったとのことで
そのお返しに手作りのケース付きの消しゴムを
生徒たち全員にプレゼントしたのだ。その数なんと100余り!
こういうところすごいマメなのね。わしは真似できん。

がんばれ。パリンチンス1

がんばれ。パリンチンス1

通常授業は朝3時間による3時間。一日に4コマ。

さあ、月曜最初のクラスは
出稼ぎ経験者と非日系の超初心者の混成クラス。
出稼ぎしてた人たちってわしも日本で教えてたからわかるけど
話はできても書ける人が少ないんだよね。

このクラスのメンバーもひらがなを一から覚えていきたいっていう
とても真面目なひとたち。

これは空中にひらがなを書いてるところだよ。

がんばれ。パリンチンス1

2番目のクラスは『~の~』についての復習がメイン。

「わたしのくるま」のようなノーマルなものから
「ははのあい」という詩的なもの。
そして「カエルのやま」っていうグロいのもあった。

個人的に好きなのは
「でんしレンジのおとこ」。
作ってくれたのはエンゾーさんていう男の子だ。

がんばれ。パリンチンス1

ちなみにこちらは「としみせんせいのふね」。

がんばれ。パリンチンス1

生徒が授業中に折り紙で作ってくれたよ。
「これでマナウスに帰ってね!」って。

沈むわ!

さて、夜9時まで授業を手伝ったら
その後はマリオさん宅でミーティング。
6月のボイの前に『日本文化週間』をやりたいとのことで
内容を詰めていったのだ。結局終了したのは12時過ぎ。

ホテルに戻って就寝。



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