Toshimin's waz'up?　-としみんのBLOG-

今週末、西部アマゾン日伯協会で原爆関連のイベントを行う。

その名も『Hiroshima e Nagasaki Revistadas』
『広島・長崎を再考する』といった意味のこのイベントは
西部アマゾン地域では初めての原爆関連の催しになる。

この企画は、今年2月におこなった『にほんごでうたおう』という
日本語教育関連のイベントを行ったときにすでにぼくの頭の中でスタートしていた。

後期の授業が始まってすぐの８月第２週の土曜日に行うことも決めてた。

その後、東日本大震災の影響で
在マナウス総領事館の協力が得られなくなったりと紆余曲折あったが
なんとか今週の土曜日に開催することができそうだ。
前回のイベントはポスターや教科書を作るお金を総領事館にお願いしたが
今回はすべて自分でやらなければいけない。
多くの人たちの協力を得て、少しずつ温めてきたのだよ。

当日やろうとおもっている内容は次の通り。
１．DVD『ピカドン』（10分間の無声映画）の上映
２．30枚のパネル展示
３．1分間の黙祷
４．DVD『ヒロシマ母の祈り』（ポルトガル語）の上映
５．長崎の原爆被害者でマナウス在住の川田敏之氏の講演
６．折り鶴作成（折り紙はマナウス総領事館提供）
７．『広島の薔薇』の合唱
８．イベント参加の感想あるいは日本へのメッセージ作成

2時間を予定しているんだけどね。
13日にマナウスでやった後は、その日の夜の飛行機で
ポルトベーリョに飛ぶ予定。
14日はポルトベーリョニッケイクラブにて原爆展を行う。
川田さんの講演はVTRに録画し、出張先にも持っていく。
さらに16日はリオブランコに飛び、そこでも開催。
一日だけマナウスに戻り、

来週末は
20日の土曜日にボアビスタで原爆展。
23日24日はパリンチンスの日本語教育の授業の中で
1時間半のプログラムを組んで8回ワークショップを行う予定だ。
DVDと数枚のパネルとギターを担いで行ってくるよー。

日本にいたら、たぶん自分では何も動かなかったと思うんだよね。
原爆展の企画なんて絶対やってない。
でも、ここブラジルにいるから何かにつき動かされるんだと思う。
広島に行ったこともないし、長崎に行ったこともない。
知識も本当に浅いぼくがこういう企画をやるのは申し訳ない気もするけれど
やらないよりはやったほうがいいと思うのだ。

Facebookでは一日で60人以上の友だちが参加するよって言ってくれた。
先週の土曜日は一日中30以上あるマナウスの日本語教室を回って
拙いポルトガル語を使って宣伝してきた。
生徒が強く反応してくれたのが印象的だったよ。

ヘヴィメタルバンド『アイアンメイデンズ』のコンサートで知り合った
地元で一番有名な新聞の記者にも取材をお願いした。

2月のコンサートの時に飛び込みで宣伝をお願いした地元FM局のディレクターには
先週、なぜか偶然にも近所のスーパーで出会った。これも運命。
「また、なにかイベントがあるんだったら宣伝するよ！」って言ってくれたよ。

西部アマゾン日伯協会の先生たちも本当に協力的でありがたい。

わしゃやるよー！

この記事を読んでくださったマナウス在住の日本人のみなさんも
13日（土曜日）午前11時30分から1時30分まで
西部アマゾン日伯協会での平和イベントに参加していただけるとありがたいです。
よろしくお願いします。



HIROSHIMA e NAGASAKI REVISITADAS
1ª exibição sobre bomba atômica
na Associação Nipo-Brasileira da Amazônia Ocidental

13 de Agosto sábado 11:30-13:30
Associaçâo Nipo-Brasileira da Amazônia Ocidental

Exibição de Documentário
“PIKADON”, “Hiroshima haha tachi no inori”
Minuto de silêncio em memória das vítimas da bomba atômica
Testemunho do Sr. Toshiyuki Kawada (experiência pessoal)
Painéis
Origami, Música ... e mais

ENTRADA FRANCA

Associaçao Nipo-Brasileira da Amazônia Ocidental　
Rua Terezina,95,Adrianópolis　
CEP-69057-070 Manaus-AM
FONE:(092)3234-7185