MIXIでヒカルド宮田の日記を読んだ。
ヒカルドは17年サンパウロで育った後
17年日本に住んでる。
人生の半分がブラジルでもう半分が日本。
だから、両方の国が大好きでそこに住んでいる人のよさも
よくわかっている。
彼はFM Haro!で「アミザージハママツ」のパーソナリティもしているが
ふだんは真面目に働いていて、
時々通訳の仕事もしている。
彼の日記のタイトルは「ゆるせない!」だったが
ぼくは同じ日本人としてやるせない気分になった。
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「ゆるせない!」
昨日浜松市遠州浜に小学生のブラジル人兄弟が日本人高校生にぼうこううけて
一人腕の骨と鼻をおれてもう一人は内出血で入院中!その事件は被害者が外国人の為うごいてくれない!
そんなのおかしいよ!
しかも遠州公園の前にKOBANがあるのに警察は見っていないという!
その小学生の親が警察にたのまれても
学生同士のけんかなのでうごけないらしい!!
しかも追いかけた他のブラジル人の親が高校生の日本人あいてのおとした学生カードを
警察にしょうこうとして犯人の写真まで会ったのに
警察が逆にそれをもっているブラジル人の親にドロボあつかいにされた!
そんな事件メディアも知らないFREE!
今そのパニックになっているその親のもとに通訳で来ているけど
病院も子供たち保険が無い為今日それ以上に入院できないというわれた!
血はいてるのにまだ検査してくれない9才の彼顔にキズだらけで学校にも行けない!
そんなの許せないよ!ありえないよ!
しかもその高校生が日本にいる外国人をなくそう会を作ってるらしい
いろんなかたちで嫌がらせが増えてるのに警察何にもしてくれない!
許せないきもちでいっぱいです!
こんな日記ですみませんですが、
少なくとも自分の周りの友達はそんな人いないからね!
すばらしい日本人友達いるのに日本と外国の交流を高めたいのに
そんな事許せるわけにはいかない!
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十分ヒカルドの言いたいことは伝わってくるよね。
浜松にいて、
ぼくはブラジル人に
酷い目にあわされたことはない。
こわい目にあったこともない。
ラッキーなのかもしれないけどね。
よくしてもらったことばかりなんだわ。
だから今もこうしてブラジルで仕事ができている。
時々、ブラジル人とケンカしたとか
あいつらこわいんだよって話を聞いたこともあったけど
ぼく個人はそんな目にあったことないんだわ。
今いる外国人は
リーマンショックの後の不景気も我慢して
住み続けている根性のすわった人が多いんだ。
外国人の犯罪率だって
好景気の時に比べたら少なくなっているって聞いたよ。
どうして、こうなってしまうのかな?
暴行を受けた少年の心が心配。
暴行をした少年を吊るしあげても
中身はなかなか変わらないのかもしれない。
それでも罪は償うべきだよね。
地球の反対側にいて
浜松の事件を伝えるのも変だけど
こういうことが今起きているんだってことを伝えたかった。
ラジオやテレビ、新聞では取り上げないかもしれないから。
みんなはどう思いますか?
なんてこった!本当にやるせない気持ちになるね。
他人や外国の人達を認めない、それは多様性の許容?が、出来なくなってしまっているのか?
怒るのは、当然だよね。そしてケーサツだとか動かないというのは、怒りを通り越して「やるせない」ことになってしまうね。
俺の時にも、そうだったよ。
このことを分析して、いろんな事を考えてしまうけれど、分析してグダグダ言うのも違うことになるね。
ヒカルドさんも解っているだろうし、トシミ君や俺達が解っていることをし続けるのが、大事だと思うよ。それは、やはりマン・ツー・マンの人との繋がりを大事にしていくことだと思う。
外国に居る方が、よく見えてくるのでしょうね、きっと。
怪我をされていまった人達には、早く良くなってほしいと願います。そして出来ることなら「そんなことをするような連中だけじゃあない」と思って頂きたいと願います。
こういうことをマスキングして誤魔化して忘れさせるという事ではなく、ちゃんと認めて、そして楽しいことをやっていこうとする努力をし続けないとなあ。
俺もおよばずながら、がんばっていきます。
トシミ君も諦めずにキツイかもしれないけれど、がんばってください!
つらいですね!
もしかしたら加害者の親の言動などが子に反映されている気もします。
実際何も知らない多国籍な子供同士が集まった時、争いが生まれるのは自己主張はあっても差別は存在しないと思うのです。
全てが教育のせいとは言いませんが、やってしまった事は償わなければいけません。
警官も法的に無理なら帽子を取ってから、叱るべきでしょう。
そもそも知らなかったはおかしいし、まずいです(^_^;)
保険がないのはどうしてなの?そこがおかしいと思う。
>泰三さん
ありがとうございます。
泰三さんも突然の暴力によって一時期大変でしたもんね。
今ももちろん後遺症があるのでしょうけど。
わかってるひとたちは
新しく育つ可能性のある悪い芽をつむことも必要なんでしょうね。
>ひがしくんさん
コメントありがとう!
そうなんだよね。
ぼくが今いるブラジルは多国籍も多国籍
いろんな人種が混じってもはやルーツがわからないひとも
多いくらいのところ。
喧嘩やいじめはもちろんあるけど、今回のような陰湿なものは
ないと思うよ。親の教育は大事だよね。
>三毛坊さん
ありがとう。
外国人に対する行政の在り方も問題あり。
もちろん多国籍のひとたちに多国籍な言語で情報を発信したり
さまざまな行政サービスもあるんだろうけど
本人たちに伝わってないことも多いし、融通がきかないよね。
勤務先が手配してくれるのが一番なんだと思う。
実は、日本人のぼくでさえ先日の一時帰国時は保険がない状態。
歯医者にいくために
市役所にも行って一時的な保険証の発行を頼んだけどダメだった。
共済会にお願いしてなんとかなりそうだけど。
警察官、病院は大バカもの!!何のために居るんだろう?まずは助けろよ!犯人を捜せよ!学校に行けば捕まえられるでしょ!
逆に自分の子が同じような目にあったら僕はどうなってしまうか?警察、病院、犯人と戦うだろうな。暴れるだろうな!
>ざんすさん
コメントありがとう。
ざんすはお父さんだもんなあ。
ストレートな意見ではあるな。
ぼくらができることをやって
少しでもこういう事件が起きないようにしなきゃね。
わしゃ発信することしかできんのだけど…。
本当に残念です。
特に子どもの頃から身近にブラジル人が居たであろう、
若い世代が「外国人をなくそう会」なんて考えてることが
すごく悲しいです。
まだまだ多くの人が無関心でいることも、残念。
自分たちの暮らしを支える産業が
外国籍住民の手によって支えられていることに
どうして気付けないんでしょうか。
自分にできることを地道にやっていくしかないですよね。
私もニュージーランドにいたときに「外国人排除」と騒ぐ女学生たち10人くらいに襲われたことがあります。必死に殴りかえして、バッグをとりかえして逃げて、英語学校の先生と警察に行きましたけど。どこの国でもあるんですね。あいにく警察官は、とても親切でした。あと、どこの国でも外国人にとっては、語学の先生は、強い味方です。日本語の先生方、頑張ってください。
>heromiさん
ぼくらがふだんブラジルでお世話になっている人たちの
家族が日本に行って酷い目にあう可能性もあるって
考えるとぞっとするよね。
たしかにいい外国人だけじゃなくて
高校生たちもイヤな目にあったのかもしれないけれど
やり方が卑劣すぎるからねえ。
>三毛坊さん
うわ。酷い目にあったんですね。
ぼくは、小学校の先生にも
ぜひ力になってあげてもらいたいと思う。
日本語の先生がいるならもちろん。親にもケアが必要だよね。
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