Toshimin's waz'up?　-としみんのBLOG-

去年の今頃、「チカラヲ」って曲を作った。
去年はSWAMP WATERで70本ものライヴを
やってきたが、ほとんど毎回セットリストにこの曲を入れてきた。
こんな歌詞↓

「チカラヲ」

季節外れの春の雪が
窓の外で風に舞ってる
今さっきまで晴れてたカーテンの向こう
揺れている街の景色　キミの気持ち

一人、また一人手を振って
旅立ってゆく
焦る気持ち　じれったくて
隠さなくていいんだよ

お日様の光を浴びに行こう
ラララララ
誰にも分け隔てなく降り注ぐよ

君の髪に肩にその笑顔に
ラララララ
すべてのものに与えてくれるチカラをキミのその手に

みどり溢れる森の道を
迷いながらも歩き続ける
どこまで行ったらゴールが見えるの
誰もが首を傾げてる　キミと同じ

一つ、また一つ　出会いと
別れを越えて
刻む時間が　もどかしくて
走り出していいんだよ

お日様の下を歩いて行こう
ラララララ
誰にも分け隔てなく降り注ぐよ

君の腕に指に泣き顔にさえ
ラララララ
すべてのものに与えてくれるチカラをキミのその手に

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何年も前からの友達が
神経的な病を抱えて、
去年の今頃は入院していた。
お見舞いに行った日は、
なぜか突然風花が舞い
寒い日だったのを覚えている。

痴呆症のじいさんばあさんに混じって
お風呂から上がって来たばかりの彼は
すっかり痩せちゃっていて
ぼくの目をじっと見つめて
「外に出るのが怖いんだよ…」って
すごく不安そうだった。

その日の夜、書き上げたのがこの曲。
しばらくして、彼は自分の故郷で
治療するために、母国に飛んでいった。

曲が完成してからの約一年間。
ステージでは、事あるごとに
この曲ができた経緯を説明して
（もちろん当たり障りのない程度に）
早く治りますようにって
祈りながら歌って来た。

半年くらい前に
「彼もだいぶよくなってきて仕事もしてるようだよ」
って知らせも聞いた。

あれからちょうど１年。

実は、昨日
短期来日中の彼と会えた！
あの病室から1年ぶりの再会。

今朝は、ぼくの家まで
遊びに来てくれて、元気な顔を見せてくれた。

今日は
もちろん、本人の前で
「チカラヲ」を歌いました。
歌の最後の部分「キミのその手に♪」ってところは
彼の名前と、彼の子供たちの名前を入れて。

歌ってて
嬉しくて泣きそうになった。（ホントはちょっと泣いた）
彼も顔をくしゃくしゃにしてた。

「トシミがこんな曲を作ってくれてたなんて
知らなかったよ。本当にありがとう。
でも、トシミがこの曲をずっと歌ってくれてたおかげで
ぼくの病気は治ったんだよ。」って。

そんなはずはもちろんなく、
本人や周りの人たちの支えによってなんだけど
とにかく、すっかり元気になっただけでもホントに嬉しい。

これからは
「この曲は、海を越えて力を送ることができた曲です！」
って胸を張って、曲紹介できるかな？







さて、わしの本日のチカラ

①ルディサーゾ著「OFF THE RAILS」　
　故ランディローズとのツアー中の日記が中心。
　読み出したら一気に最後まで、午前４時まで読みっぱなし。泣いた！

②OZZYのブートレッグ２種
　ルディの本を読んでいたら、聴きたくなっちゃった。
　ランデイ時代の音源とジェイク時代の音源。もう一枚はバーニートーメのライヴ音源。

③Dr.ペッパーと納豆すなっく
　最近、ジャンキーなものが苦手になってきたが
　この納豆すなっくは別。むちゃ美味い。口の中はデロデロになるが…。