毎週土曜日はマナウスの日本語教室が一番忙しくなる日だ。
何百人という生徒が集まってきて朝8時から午後5時まで賑わう。
それから、月に一度教師会議もある。
土曜日はなるべく出張を入れないようにしているんだけど
今週は特別。
5月6日(日)にロンドニア州ポルトベーリョで運動会のイベントがあって
ずいぶんと前から参加するように連絡を受けていた。
それに合わせて、5月5日(土)震災後の日本を伝えるイベントを組み込んだんだわ。
ここには27期青年ボランティアのミサキ先生がいる。
土曜日の授業も見学したかったからね。
マナウスの教師会議については、有志の先生たちと
ある程度内容をまとめたから安心だ。
ぐっすり寝たら、ポルトベーリョを目指そう!
5月4日金曜日
朝8時に自宅を出発して空港に向かう。
今回の旅のお供は西村京太郎の「西鹿児島駅殺人事件」だ。古い…。
西部アマゾン日伯教室の会議室に転がっていたので借りてきた。
時々、日本の活字が恋しくなるときがある。
ウェブ上の文字じゃなく、小説とかね。
時代物も最近はよく読むんだよ。
西村京太郎先生のおかげであっという間にポルトベーリョ到着。
2ヶ月ぶりのポルトベーリョでまず向かったのは
ポルトベーリョ日系クラブだ。
ライザ先生とアルベルトくん、それからミサキ先生に手伝ってもらって
震災関連イベントの準備をした。
被災地の子どもたちが描いた80枚の絵のタイトルを
すべて日本語からポルトガル語に翻訳してカードに記入するという作業。
意外に時間がかかってしまったが
日本語からポルトガル語に
それから
ポルトガル語から日本語に。
センスを磨くのにはいい練習になったかな。
その後は、日本語の勉強会。
漢字競走にリレー作文などなど。
2時から始めて、あっという間に7時を回ってしまった。
夕飯は、田辺先生夫婦と近所のレストランで魚料理。
名前もついていないレストランということだが
店内は大賑わいだった。
(道端の店なので厳密に言うと店外の座席しかないんだが…)
アマゾンの魚は煮ても焼いても揚げても美味いんだよね!
見て!この大きさ!
頭もいただきます!
というわけで一日目終了。
夜のお供は推理小説。あっという間に読破。
