
↑最も古いアクレ州の旗。黄色い部分も白くなってしまっている。
UFAC(アクレ連邦大学)では
すでに先月、先々月と
日本語、日本文化、移民関係の公開授業を行ってきた。
今回の出張は
震災を風化させたくないという思いからはじめたイベントを
この大学でも開催するのが目的。
ポルトベーリョ、マナウス、パリンチンスでも行ってきた。
空港に着くと
いつものようにメラニーさんが迎えに来てくれた。
メラニーさんはサンパウロ出身の2世。
地元の新聞社にイベントのことをすでに知らせてくれたらしく
その記事を見せてくれた。
これは嬉しい!
「そうそう、前日にもう一回インタビューがあるからね。
でもねえ、一つ問題があるのよね。
大学で先生たちがスト起こしてるから、生徒も授業に来ないのよ。」
あちゃー。
でも中止にするわけにもいかないので
当日、通訳で手伝ってくれるパトリシアさんと
打ち合わせをすることになった。
翌日は、地元新聞の本格的な取材があり、
こんなに大きく掲載された。
インタビューではジュンコさんが
大事なところを全部丁寧に説明してくれたのですごく助かったよ。
パトリシアさんもジュンコさんも日本での生活経験があるから
本当に流暢に日本語を使うことができる。
お二人には通訳でずいぶんお世話になった。
メラニーさんも
せっかくリオブランコに来たんだから
たまには街の施設を観ていったらと
市内の博物館を3ヶ所はしごしてくれた。(数時間のうちに…)
一つはセントロにある街の歴史がすべてわかる博物館。
次は街の図書館に地元の産業(ゴム採集や牧畜など)の歴史がわかる博物館。
そして最後はアマゾンのインディオについての博物館だ。
これはジャングルの食人鬼。マピンガリ。
クルピラは森の番人。悪いことをするとたとえそれがインディオでも襲われる。足が逆についてるのだ。
彼はイノシシに乗って現れる。あまりにも速いので人間の目には見えないのだよ。
それからメラニーさんのレストランの従業員アルテミくんは
2007年にブラジルで大ヒットしたドラマ『アマゾニア』のロケ地である
QUIXADÁにも連れて行ってくれた。撮影は2006年から行われた。
http://amazonia.globo.com/
↑こんなサイトもあって、今でも人気があるみたい。
ジャングルの中、車を降りてぬかるみの道を進んでいく。
すると突然、西洋風の建物群が現れる。
パトロン(雇用主)の屋敷とみられる建物も
街の人たちの住まいもいっぱい。
全部張りぼてだけどなるほどよくできている。
ちゃんと教会もあるのだ。
連れてきてくれたアルテミ&友達に感謝。
本番前にいろいろ見ることができてよかったよ。
な。クルピラ!