全員に修了証書が行き渡ったところで
市長からみず紀先生に「パリンチンス市からの感謝状」が授与された。
これはビックリ!
なんとも名誉なことだ。
ブラジルの人たちはプレートやメダルなんかが大好きなんだけど
この感謝状も綺麗に額装されていた。
生徒たちによる日本語曲の演奏が行われ(これが素晴らしく上手いんだ!)
スクリーンには今までの活動の様子が次々に映し出されていく。
授業の様子。移民学習。高拓生80周年のイベント、震災後のバザー、
ダンスイベント、ファッションショー、日本文化クラス…。
式の最後は生徒全員による合唱だ。
我々が悩みに悩んで選んだ曲は「乾杯」。
わしも最後の最後に挨拶させてもらった。
『君に幸せあれ』ってどんな意味なのか、そんな話から始めた。
今日を最後に日本語教育を終えるもの
まだまだ続けるもの
7月から新しく入ってくるもの
いろいろな道があるけど
みんなに幸せあれ!
2年間のコースを支えてくれたみなさんに感謝の言葉を述べて
曲を始めた。
みんなで授業の中でも練習したから素晴らしい合唱になったよ。
はたして、会場いっぱいに拡がった彼らの歌声は
戦前地球の反対側に移住した先人たちの魂に響いただろうか。
移住者の霊を鎮めるために日本からこの地を訪れ
アマゾン川に消えた僧侶に届いただろうか。
ジュートの父尾山良太氏の息子多門さんは満天の星空の中聴いていてくれただろうか。
式は無事終了し
写真撮影攻めにあった我々は式後のカクテルパーティにも出席できないほどだった。
◆パリンチンス市からの感謝状を受け取る。
◆生徒による演奏。AIの「STORY」だ。
◆わしも演奏。市長&副市長も応援してくれた。
◆長淵剛の「乾杯」を熱唱する生徒たち。その1
◆長淵剛の「乾杯」を熱唱する生徒たち。その2
