『汚れた心』を観る。

28日(土曜日)

日本出発一日前。

静岡まで映画を観に行ってきた。東名高速道路を使えば片道1時間ちょっと。

前の日にエミリオに渡した『Corações Sujos』って小説は
ブラジルに戦前渡った日本人移民の話なんだ。

戦中、日本はブラジルの敵国とされていたから
当時の移民のみなさんは
言葉も仕事も取り上げられて我々が想像もつかないような苦労をされた。
戦争が終わった時、
ブラジル国内のいくつかの地域では
移民の中で日本が負けたことを受け入れなかったものと
そうでないものの間に亀裂が生まれ、悲惨な事件が起きてしまった。
そんなテーマのノンフィクション小説が今年映画化され
ブラジル国内でも公開されている。

残念ながらわしが住んでいるマナウスでは上映の機会がないらしく
がっかりしていたのだが、
エミリオ情報によると、静岡市のシネギャラリーっていう
小さな映画館で上映中というではないか!

『汚れた心』を観る。

邦題は『汚れた心』。
28日まで公開っていうんで、よめさんとうちの父ちゃんと3人で行ってきた。

移民についての話を幾つも読んでいて、
実際にブラジルでも移民のみなさんから生の話をお聞きしているわしにはもちろん
あまり移民についての知識がないうちの父ちゃんの心にも
この映画は、ぐっとくるものがあったようだ。

もしチャンスがあったらみなさんにもぜひ観ていただきたい映画だ。

若干作りこみが甘かったりするところもないことはないのだけど
史実の内容が内容なだけに考えさせられるし、
なんともいえない後味の悪さが残る。
実際は、映像よりももっと悲惨だっただろうし、当事者のみしかわからない真実もあるだろう。
映画だから誇張も矛盾もあるだろう。

それでもこういう事実を一人でも多くの日本人に知ってもらいたいと思うよ。
『臣道連盟』で検索すると悲惨な歴史の一部に触れることができるので見てみてちょうだい。



帰りは名物『しぞーかおでん』も食べてきた。

『汚れた心』を観る。

静岡から帰ってきたら
三ケ日までGo!
待望のうなぎだわ。

『汚れた心』を観る。

何年か前、可美中の校長先生に教えてもらったお店。

これで1ヶ月おしまい。
健康診断受けて、胃カメラ飲んで、
ライヴ3本やって、講演会2回やって、
2時間番組のラジオ『ロック向上委員会』に2回出て、
『アミザージ・ハママツ』の収録もして、
福島行って、岐阜行って、松本行って、静岡行って、
たくさんの大事な友達に会って飲んで食べて
あっという間だ。

連日連夜の外食のつけは大きく
おかげで3キロ太ったよ。

わしの周りのすべてのみなさんに感謝!
来年7月にまた会いましょー。ありがと!



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この記事へのコメント
来年7月ですか~、楽しみに待っています。
シネマイーラで北朝鮮に移民?した人々の映画やるみたいですよ。
Posted by 三毛坊 at 2012年10月03日 02:58
>三毛坊さん
はいー。来年7月です!
シネマイーラはいろいろな映画やるよね。
11月に汚れた心も公開されますね。
Posted by としみんとしみん at 2012年10月03日 18:46
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『汚れた心』を観る。
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