金曜日。
朝ごはんは、フェイジョアーダに五穀米ごはん。
パイナップル付。
昼ごはんも、フェイジョアーダに五穀米ごはん。
いい加減飽きてきた。
この日は、日伯団体の建物の修理などを担当している
エジミルソンさんが帰国前にファゼンダ(牧場みたいなもん)に連れていってくれるってことで
楽しみにしていたんだけど
前日の大雨で水たまりがすごいらしく行くことができなくなっちゃった。
残念!
早起きしたのになあ。
というわけで事務所にて
来週末の合同勉強会の準備の続きをする。
金曜日はきんきらきん。
でも今日は授業もないし、ファゼンダ行きもなくなった。
つまらん。
そこに地元マナウスのバンド仲間モイゼスくんから連絡があった。
「今日、レコーディングなんだけどスタジオに遊びに来る?」
「いくいく。」
閑静な(そうでもないか…)住宅街の中
民家の中に建てられたスタジオで作業が始まった。
民家と言ってもプールはあるし
ジムのようなものもあるし、立派なスタジオもある。
ドラムセットだってギターアンプだって
マナウスとは思えないくらいの高級なメーカーのものばかりだ。
いわゆる趣味でやってますなんちゃってスタジオみたいな感じではないんだな。
6時過ぎに始まったレコーディング。
全5曲のミニアルバムの曲はあとヴォーカルと
いくつかのキーボードのパートを残すのみなんだそうだ。
発音を一つ一つチェックしながら
かなり慎重にレコーディングが進んでいく。
ブラジル人だから大味で勢いのみで行くのかな?
と思ったらそうじゃないんだよな。
プロデューサーというかエンジニアのベットさんは
まだ若いんだけど
いろいろな音楽に精通しているらしく
アドバイスも適格だ。
パリンチンスのボイの音楽も録音したことがあるんだ。
バンドの人数が多いし、
レコーディングに関係のないやつがいっぱい来て
邪魔するし、もう二度とやりたくないよなんて言ってた。
ギタリストのエリアスくんもつきっきりで
あーでもないこーでもないと指示を出す。
さすが街のギターオーケストラのセンター奏者だけのことはある。
時間がかかりそうなので
わしは途中で帰ってきちゃったけど
完成したんかな?
夕飯もフェイジョアーダだよ。(実はカレー味にしてみた…。いけるかも!)
