Toshimin's waz'up?　-としみんのBLOG-

土曜日。
朝9時からJICA東北の取材を受ける。
活動もまだ始まったばかりなので、浜松での活動や今後の抱負などを話すしかない。
JICAの吉田次長とも興味深いお話をすることができ、俄然やる気が出てきたよ！

昼食後、アランくんと少しだけコブクロの曲を合わせてみる。

右側がアランくん。



こちらはマイクくん。



実は、わしYOUTUBEを見てコードを拾って鬼のように練習してたのだ。
「こういうことをやりたかったんです」と、目ん玉が飛び出るくらいの勢いで
喜びを表現するアランくんだった。
午後は5時まで授業見学。若い先生たちのよさをもっともっと引き出すために
今はひたすら見学。来るべき勉強会に備えてカルテ作りに励むのみだ。

ここがわしが働き、わしが住んでいる日伯協会。



生徒もいっぱいでしょ！



午後5時。
アマゾナス州イランドゥーバ郡ベラビスタ移住地に向かって出発。
マイクロバスでネグロ川を越えて盆踊り大会に参加するのだ。

ベラビスタ移住地には1953年に第一回の移民23家族139名が入植。
その後、第二回38家族、第三回7家族、第四回30家族、第五回27家族、第六回14家族と
入植者が続いたが、現在は約20家族が居住。
養鶏や野菜・果物の栽培に従事している。
メロン、すいか、パパイヤ、みかんなど。

ネグロ川を渡るフェリー乗り場は坂の上まで大渋滞。
そのため、夕日を見ながらのロマンチックな川渡りは叶わなかった。
日も暮れ干しが見える川を渡り、暗闇の中18キロ先の会場まで
ひたすら走る。

正真正銘の暗闇の中、星がきれいに見えるのだが
ここに入植された方の御苦労を思うと素直に「わーきれい！」とは
喜べない。一日の仕事を終えてからの暗闇の中での生活では
気が休まることもなかっただろう。

会場にはマナウスから、他の地域から、地元からと何十人もの人たちが
集まってくる。今、この近くに住んでいる人は本当に数少ないという。

慰霊碑に黙祷、献花。



実は慰霊碑の横には学校があったが人数が少ないため
現在は廃校になっている。



アサヒ自治会の方の挨拶。



そして、盆踊りが始まった。

マナウスからのよさこいチーム（ほとんどが非日系）が率先して
盆踊りを踊りだすとその輪の中にいろんな人たちが加わり、
さらに大きな輪が出来上がる。



わしも踊っただよ。



オクラホマミキサーに炭坑節、松本ぼんぼんに島唄、
それから嵐の曲など踊る曲もバラエティに富んでいる。

松本ぼんぼんの歌は初めて聞いたけれどスゴイね。↓こんなん。

http://www.youtube.com/watch?v=JDaRxgbTlcs&feature=related

よめさんも浴衣で参加。



途中、ジャングルの中での花火ショーも行われた。
結構な量の花火でびっくりしたよ。





トメアスの三宅さんとも盆踊りで再会。



帰りは10時に出港するフェリーに間に合わなかったので
カカオピレイラ港の船着き場で一時間待ちぼうけ。
みんなバスで寝てる。

この一時間の間、日伯協会の川田さんと
屋台で鶏肉をつまみながら美味いビールを飲むことができた。
非常に有意義な夜。



結局、この日自室に到着したのは12時半を回っていた。
そして3時半に起床。空港に向かうのだよ。