というわけで1日目は夜にマナウスを出て
夜に着いたのであっという間に終わり。
さあ、月曜日の授業に突入だ。
パリンチンス市にはJICAから青年ボランティアが一人派遣されている。
横浜、サンパウロとわしと同じ語学クラスで研修してきたビアンカ先生だ。
パリンチンス市はアマゾナス州第2の都市。
といっても人口はわずか11万人の小さな町なのだ。
(ちなみにマナウスは200万人)
戦前アマゾンに入植した高拓生によるジュート栽培によって
ブラジルのコーヒーの流通の歴史が変わったことなど
パリンチンスって、日本とはとても深い関係にある土地だし
両国ともこの場所をもっと大切に考えてほしいんだが…。
悲しいことにこの街には日本語や日本文化を感じさせるものは皆無。
日系の血をひいた人がいるであろう商店の看板に見られる名字くらい。
今年初めてJICAボランティアが派遣されたキムラ語学センターにも
3か月前までは教材も掲示物も何もなかったのだよ。
わしの仕事は
ネット環境も通信状態もすこぶる悪いパリンチンスに
マナウスからなるべく多くの情報を提供したり
教室作りをするお手伝いをするというもの。
だからね、今回一歩教室の中に入って感動したよ。
前回の出張時にマナウスから持ち込んだポスターや
がんばって作った掲示物が壁にどーんと貼られていたからねえ。泣けるよ。
さて、月曜から木曜まで毎日4コマ6時間の授業を朝から晩までこなしている
ビアンカ先生のサポート&生徒の要望に応えて、出張授業をしてきたよ。
(彼女の場合金曜にも別の場所で授業があるんだわ)
とりあえず、わしも月曜・火曜とフルセット、フルタイムで頑張った。
パリンチンスはとにかく日射しがキツイ。
昼はがっつり休まなければいかんのだがそうも言ってられない。
日中はリスニングの教材を台本から録音までがっつり作ってきた。
これで11月にサンパウロで行われるJICAのボランティア総会中も
アシスタントのタミエ先生にリスニングの授業を任せられる!
日本の紙芝居も持ち込んだり
ポルトガル語の歌を歌って勉強をがんばるように励ましたり。
みんな喜んでくれたかなあ。
