植物日記。ドバ長い!
そんでも午前中の出来事を書いただけだ。
二日目の午後は、ボートに乗って
ゴムの採集場に行ってきたよ。
10歳のときからゴム採集の仕事をしているという
シビリーノさんに昔ながらのゴム樹液の仕方を再現してもらったのだ。

林の中からこんなおっさん出てきたらビビルるっちゅーの!
ゴム採集は夜にやるものなので
ヘッドライトならぬヘッドファイヤーを装着して
作業するのだ。

「どや!こんなに伸びるんやでー!」とシビリーノさん。
切り込みも計算されておる。
「こんなに採れたずらー。」とシビリーノさん。
アマゾンのゴム採集といえば
巡回出張で行ったときにアクレ州のリオブランコの
シコメンデス公園内のゴム採集場を再現した場所で
ゴムの塊とゴム作り用のかまどを見たことがあったけど
どうやって作るのかまではわからなかった。
しかし、今回目の前で火を入れて
ゴムの樹液を燻製にしつつ、ゴム玉を作っていく工程を見ることができた。
原住民が遊ぶというサッカーボールの球も
あっという間に作り上げたのにはびっくり。

血管切れるんじゃなかろーか?と思っただよ。
感動したわしは、ここでシビリーノさんに弟子入りし
ゴム職人になることにした。
「師匠とゴムボールとヘッドファイヤー」歌:平松愛理
冗談はさておき。
本日午後のアトラクション。
メインはここからだす!
そう!
ピラニア釣りであるー。
生の牛肉を釣り針につけて、垂らすのみ。
浮きも重りもなんもなし。
ただ、釣り糸を垂らすときに
水面をバシャバシャバシャと派手に鳴らすのを
忘れてはいかん。
一応釣れた。
(ガイドのイザケさんが竿に手を添えているので実感なし)
まあ、でも嬉しい。
釣りしてまーす。
ねっ!
釣果。
9人が舟に乗ってピラニア9匹。

船頭のイザケさんがほとんど釣ってくれたようなもん。
微妙。
何度も場所を変えたりして
挑戦したのだけれど
イマイチの出来でフラストレーションが
ちと溜まった。
フラストレーション溜まり組は
ホテル前の船着き場にて
再度、なまず釣りにトライ!
今回の釣り、一番釣れそうなはずの
男性陣3人がほとんど釣れなかったのが
悔しくて悔しくて!
香港からやってきたT夫さんと
サルバドールからやってきたT男さんと
3人でホテル前の船着き場で釣り延長だ。
すると!
おー!
がんがん釣れるではないか!
ねっ!
わしが釣ったこの『ピラッカチンガ』は
キャッチ&リリース!
しかしながら、T夫さんが釣った『ピラモタール』という名の
なまずはその日の夕飯の食卓に並んだのだ!
ピラニアの唐揚げも美味しかったよー。
夕飯ホント楽しかった。
オレンジ色の毒蛇『マチューダ』が現れたりね。
カイピリーニャ飲みすぎと
日中の釣り疲れで
T男さん撃沈。
その後
T夫さん撃沈。
両方の写真で
わしと一緒に悪さしてるのは
マナウスでもお世話になっている日本人学校のT先生。
昨日までは赤の他人。
生まれも育ちも仕事も違う人たちが仲良くなっちゃった。
アマゾンに広がる友だちの輪。
スンバらしい一日だったよ。