火曜日。
朝８時から授業。
原爆展の宣伝のため市役所やラジオ局、テレビ局への連絡に忙しいイラセマの
代わりにわしが教えることにした。
午前中の授業の途中でラジオ局とテレビ局のインタビューを受けたよ。
『戦争について、ブラジルのひとたちはアメリカ側の意見を聞く機会が多いが
それについてどう思うか。』
『日本にいる高齢者のひとたちは戦争についてどんな意見をもっているのか。』
などなど質問された。
早速、次の日の朝のニュースで流れたらしく
生徒や学校の先生、それからジュース売りのおじちゃんにも
「見たよー。」って言われたぞ。
この日は午後４時過ぎから
原爆展のためにポスター貼りなど会場作り。
そして、６時からは再び授業。
９時までがっちり教えてから
スピーカーやらプロジェクターのチェック。
それが終わってからイラセマ先生と屋台で食事をした。
コーラで乾杯。お疲れ様―。
いよいよ明日から授業の時間を使っての原爆展だ。
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