午後、授業と授業の合間にホテルに戻って
クーラーをつけて仮眠していると
突然、停電になった。
アマゾンで停電は珍しくない。
しばらくこの停電は続いた。
日本が節電している中申し訳なくなるが
ここアマゾンではクーラーがないとかなりキツイ。
TVは見れないし、暑いしで
どうしようかと思っていたら
誰かがコンコンと部屋のドアをノックしてきた。
それはホテルのフロントのおばちゃんだった。
「停電しちゃったから、ブレーカーを上げたいんだけど。」
と言って、パジャマ姿でくつろいでるわしの部屋の中に入ってきた。
今まで気がつかなかったんだけどね
わしの枕元、わしの頭の上にある鉄の扉は
なんとこのホテル全体の配電盤だったのだ!
そんな大事なもんがなんで普通の客室にあるんだ!?
いつも使っている9号室が特別な部屋に思えてきたぞ。
