パリンチンス出張一日目。
前日、深夜12時過ぎに到着。
そして、水曜の朝は8時からの授業。結構ハード。
イラセマ先生も頼もしい存在になってきたよ。
こちらは形容詞を使った手紙の発表。泣ける!
授業の後、パリンチンス市の教育機関が参加するイベントのために
生徒が作ったひらがな表・カタカナ表をデコレーションした。
なかなかいい出来でしょう?
夜は6時から授業。この日は形容詞のテストだった。
この日の夜、ふだんはいろいろな教育機関の卒業式などがおこなわれる
「アルカンジェロ・セルカ」という場所で
UEAという大学のカミロ・ラモス教授が高拓生についての講演会をおこなうという話を聞いた。突然!
日伯協会からの招待状もいただいたので、授業時間と若干被っていたんだけど
ビアンカ先生に任せてイラセマと会場に向かった。
会場は2階席まで学生や地元の住民でびっちり。
カミロ先生は、スライドを使って高拓生の歴史について説明している。
貴重な写真や豊富な資料を使っての解説は丁寧で、彼の親日家ぶりも伺えるものだった。
解説に耳を傾けていると日伯協会のドナハイさんから
「高拓生の校歌をみんなの前で歌ってくれないか。」と言われた。
そこで大急ぎでホテルまでギターと楽譜を取りに行った。
カミロ先生の講演が終わり、わしの出番。
「マナウスで日本語教育をしてますトシミです。パリンチンスやポルトベーリョ、
ボアビスタなどいろいろなところの日本語教育を応援してます。
今年は高拓生80周年を地元のみなさんと祝うことができて嬉しいです。」と挨拶し、
早速高拓生の校歌を披露した。
歌い終わると会場から「もっと!もっと!」の声。
結局この後、4曲ほど演奏した。いいんかな?
この後、先生に対する質疑応答や高拓生の子孫であるウィルソン東海林さんのお話などもあった。
イベント終了後にはお二人から「お客さんもひとつになって素晴らしかった。」と
嬉しい言葉も頂き、会う人みんなにも「パラベンス!(おめでとう)」って言われた。
改めてブラジル日本を繋ぐすごい歴史の本流の中で活動しているんだなと再認識したよ。
がんばらねば!
