そして、18日から21日までパリンチンス出張。
今回の目的は2月から始まる新クラスのための教科書作りの手伝いだ。
2月から新学期の授業が始まるのだが
1月中はイラセマを中心とした日本文化を教える短期講座もあるので
教科書を作るタイミングは今しかないんだわ。
18日深夜に到着。
ホテル到着後、YoutubeでThe Manzaiを見つつ
20曲の課題曲のコピーをしつつ夜は更けていく。
19日、ビアンカ先生と合流。
朝から作業に取りかかる。
まずは全体のレイアウトを決めた。
復習項目の洗い出しに残り半年間でどこまで教えられるかの確認。
今年教えたばかりの形容詞を使った比較の文と
動詞の「て形」の応用まで進められるような内容にすることにした。
それに伴う会話文や練習問題。
絵を使った作文練習コーナーにクロスワードパズルなども入れることにしたよ。
内容は結構モリモリだわ。
20日、本格的に練習問題などの作成。
ポルトガル語から日本語へ
日本語からポルトガル語へ訳す問題などを大量に作成。
ポルトガル語で作った部分はかなり怪しいが合っているんだろか。不安だ。
ビアンカ先生は文法の説明事項のまとめ。
雨上がりで風もあったので比較的涼しい外で仕事することにしたよ。
クロスワードパズルも2種類完成した!
この日の夜は、
キムラ語学センターのスペイン語の先生であり
秘書でもあるジルシアニさんに誘われて
ある教会主催のクリスマスイベントにも出かけた。
会場にはたくさんの人たちが集まった。
ステージで繰り広げられた劇は
アダムとイヴの話からキリストの誕生まで。
バンドつきの一大オペラだわ。すごく面白かったよ。
バンドでキーボードを演奏していたのは
前回出張時にわしのライヴに飛び入りしてきたおじちゃん。
でた!アダムとイヴ。ベージュの下着付き。
この人はイヴに禁断の果実を食べさせたへびの役。
蜘蛛みたいな衣装だ。みんな真剣に演技しとる。
イエスさまも誕生し、とりあえず無事終了!
21日、キムラ語学センターで作業。
イラセマにポルトガル語をチェックしてもらった。これでバッチリだ!
ちなみにイラセマが指さしているのは彼女が書いた習字の作品。
作文練習のための絵も作成。五味太郎ちっくなページが完成したゾ。
これで「…さんは、~しています。」を練習するのだ。
そして、表題文を織り込んだ会話練習の文も作成。
あっという間に4日間が過ぎてしまったよ。
ビアンカ先生お疲れ様でした。
後はおそろしく面倒な作業が残ってしまったけど
また手伝いに行きますー。
こちらはアマゾナス通りに住む鍋屋のおじちゃん。
いつも日向ぼっこしてる。
そんでもって鍋を売っているところなんて見たことない。
そしてこれがその店だ。鍋しかない。
味のある鍋だからひとつ買って日本に持って帰りたいんだけど
すごく重そうなんだな…。
さあ、充実の仕事は終わったが
一筋縄ではいかないのがパリンチンスなんだな。
なんと帰りの飛行機は3時間遅れだった。(それでこんな日記も書けているというわけ)
空港の待合室はダレダレムードでみんな寝ておる。
3時間あったら浜松から名古屋行って帰ってこれるわ!
ブラジル人のおじちゃんと空港で話をした。
「日本は2分でも電車が遅れたら車内放送とかで謝るんですよー。」
「本当かい。ここでは2時間遅れても誰も謝らないよー。」
「なるほどー。」
そしてマナウスの自宅に到着したのは午前4時過ぎでした。
でもってがんばって8時から仕事にいったぞー。