来月、6月15日の修了式をもって
2年間キムラ語学センターの日本語教室に通い続けた生徒たちは
一応の区切りをつける。
めでたい修了式の後は、カクテルパーティでもおこなって
みんなで2年間の頑張りを讃えあいたいのだが…
いかんせんこの学校は資金不足。
そこでひとつフェスタを企画して
みんなで協力してお金を集めようということになった。
イベントの資金稼ぎのために別のイベントを企画。
そのイベントのためにさらに別のイベントを企画というね、
「イベントのたらい回しやーっ」by彦麻呂
いいのか悪いのか、これもパリンチンスの習慣。
今日は生徒たちが自宅で料理を準備してそれを売る。
ダンスで歌でスピーチでファッションショーで
生徒たち自らが参加する手作り感120%のイベントなのだ。
あーそれにしても
ブラジルのパーティはなかなか始まらない。
6時スタート!とお知らせにうたっていても
まあまず始まらない。
人が集まるまで賑やかしに歌を歌うのもわしの役目だ。
食べ物関係はイラセマ。
持ち寄りの食べものも続々と集まってくる。
DVDや音源の準備などステージ関係はわし、
会計と入口でのチケット売りはビアンカ先生と
なんだか知らん間に担当も決まっておったよ。
なんとなーく、だらだら~っとフェスタがはじまる。
MC担当はジルシアニ。いつも助けてくれるんだ!
日本語で一生懸命AIの歌を歌う生徒。
「先生たち3人に贈ります」と言って
ポルトガル語の歌もプレゼントしてくれた。
ファッションショーもあった。
コンセプトは着物と学生服ということらしい。
B'zのCALLINGを熱唱する生徒。
練習したんだろうなあ。
カプリショーゾのダンサーが踊れば
ガランチードのダンサーも踊る。
スペイン語クラスの先生たちも歌で参加。
アニメについて講義を行った生徒もいた。
わしの役目は合間合間に歌を歌って場を繋ぐこと。
まあかなりの曲数こなしたよ。
そして最後はビアンカ先生も登場してみんなで大合唱!
さらにYMCAと相川七瀬の歌で踊りまくり
大熱狂のままにフェスタは幕を閉じた。
お金がいくら集まったとかいう問題は置いておいても
参加者の笑顔が素晴らしくて
一生忘れることのできないイベントになったよ。
イベント終了は午後9時半。
わしは11時50分発の飛行機でマナウスに戻らねばならん。
後片付けを手伝ってから空港に向かった。
素敵な時間をありがとう!
ビアンカ先生&イラセマ、そしてすべての参加者に感謝だわ。
来月はきっといい修了式ができるよ!
