7月13日金曜日。
この日はブラジルのロックの日なんだそうだ。
ブラジルには「父の日」「母の日」はもちろんのこと
「恋人の日」「先生の日」「黒人の日」に加えて「秘書の日」なんてのもある。
「ロックの日」があってもおかしくない。
そして、13日の金曜日だ!完璧!
◆ロックの日を祝う画像がネット上にも溢れる。
午後8時にモイゼスくんが迎えに来て郊外のバス乗り場へと向かう。
ホドビアーリアと呼ばれるバス乗り場からは
イタコアチアラの他、ロライマ州ボアビスタへも毎日大型バスが出発する。
チケットは片道33ヘアイス(約1600円)
われわれが乗り込むバスは午後9時出発。
マナウスからイタコアチアラまでは直線距離で175キロ。
ここから4時間半のバスの旅だ。
ジャングルの中の一本道だから景色なんて真っ暗でなんにも見えない。
うとうとしている間にイタコアチアラのバス乗り場についていた。
◆夜中のバス乗り場にはほとんど人影がない。われわれも疲労困憊。
バス乗り場にはファビオラさんの母親エリザベッチさんが待っていた。
「イタコアチアラへようこそ!」