ぱりんちんすの日々。その2

今まで金曜日は郊外のイノマタタダシ学園で活動していたが
この日は祭日でお休み。

ぱりんちんすの日々。その2

昼は、そのイノマタ学校のアベニュウザ校長のお見舞いにいき、
夕方からは、大型魚の養殖をしているサルバドールさんに会いに行った。
彼の奥さんは日系人で日本にも興味を持っているので話しやすい。
いつもよくしてくれるんだ。

夜は、よさこいソーランの練習にお邪魔した。

ぱりんちんすの日々。その2

生徒約20人が参加で教室はぎゅうぎゅう。
エリコ先生はフラメンコをやっていたこともあって
踊りは大得意なのだな!
よさこいの振り付けやフォーメーションもオリジナルのものなんだよ。

練習の後は、生徒も一緒にジュースとハンバーガーでお疲れ様だ。

土曜日。

朝8時から能力試験の対策授業。
チエナさん、ハルミさん、マリオジョージさん、ヘナタさん、イラセマ先生が参加。
飽きさせないようにゲームも交えながら3時間ほど頑張った。
生徒の中には日本の公立小学校や中学校で5年間過ごしたものもいる。
ブラジルに出かせぎから帰国しても
日本語を続ける環境があるってのは素晴らしいことだと思うよ。

ぱりんちんすの日々。その2

さあ、そして、その隣の部屋では
エリコ先生、ヘナタさん&チアゴさんという台所部隊によって
密かに昼食の準備が進められていた。
今日の昼食は生徒とともにお好み焼き&唐揚げなのだ。
これも日本文化を伝える課外授業みたいなもん。

美味しかったー!

ぱりんちんすの日々。その2

簡単にお好み焼き&唐揚げっていうけれど
小麦粉の種類も違うので固まりにくいし、
ソースだって売っていない。(ソースをつけて食べる文化はないし、値段はめっちゃ高いんだ)
マナウスで購入したソースにみんな大喜び。
生まれて初めて食べた生徒もいたんじゃないかな?
唐揚げもそう。
日本のようにあんなに親切に切り分けてなんか売られていない。
骨を断ち
筋を切り
脂肪をとる
という恐ろしく手間がかかる作業なのだよ。

ぱりんちんすの日々。その2

夕方からは
近郊の街(といってもボートで12時間かかる)マウエスで
ガラナ栽培をしているレアルさんに会ってきたよ。
お土産もいっぱいもらっちまっただ。
日本の移民とも非常に関係が深いマウエス。
行ってみたい欲がむくむくと湧き上がってきたが
果たして抑えられるだろーか。

ちなみにこれはピラルクって大型魚の舌。

ぱりんちんすの日々。その2

ざらざらした舌を使ってガラナの粉末をすりおろすのだ。

ぱりんちんすの日々。その2

夜はエリコ先生の料理をイラセマ先生と3人でつまみながらミーティング。
飛行機は夜中の11時40分出発だー。
みなさまお疲れ様―。

ホテルのチェックアウトを済ますと
例のお姉ちゃんがひとこと。
「いろいろ、すまなかったわねえ。」

「え?」って思わず聞き返しちゃったよ。
ブラジルでは謝るってことがまずないからね。ちょっとびっくり。
彼女は、何に対して謝ったんかなー。シャンプーないってこと?
とにかくびっくり。

びっくりついでにもうひとつ。
今回の移動中は、ずっと「ああ野麦峠」の小説を読んでいたんだけど
帰りの飛行機はさすがに疲れて少し読んでからグーグーねてしまった。

到着直前、起きると隣の若者がずっとにこにこ笑っている。
わしに気があるのか?興味があるのか?

飛行機を降り、スーツケースを受け取る時点で
初めて話しかけられた。(ねてたから邪魔したくなかったんだろー)

なんと!彼は、以前パリンチンスの日本語の授業に通っていた生徒だった!!

ぱりんちんすの日々。その2

申し訳ないことにわしは覚えていなかった。

もっとも、非常に短期間でやめてしまっていたので
彼と実際に会ったのは1回の授業のみ。
いやー、でも嬉しいねえ。
偶然座ったお隣が日本語教室の元生徒なんてね。

ちゅうわけで、今回も内容てんこ盛りの出張だったわさ。



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