祭日・連休なんて関係あらへんでー。
今週はポルトベーリョに出張だ。
週末に盆踊り大会があるのでその手伝いと参加、
それから現地の先生たちの勉強会もある。
土曜日・日曜日の通常授業にも全面的に参加する。
木曜日の朝7時に自宅を出て空港に向かった。
11時過ぎに到着。
ホテルに荷物を置いて最初に向かったのはメルカド・ウン(1キロの公設市場)だ。
セントロから1キロのところに位置する市場で
ここには日本人のお店もある。
マナウスでいつもお世話になっている川田さんの弟さん一家が野菜を売っているのだ。
川田さんの弟の奥さんもその妹さんも
毎朝5時からこの市場に立つ。40年以上毎日だ。
ポルトベーリョは赤土の舞う無法者の街という印象がある。
古くは金掘りのガリンぺイロ、今もマデイラ川の工事で
全国から荒くれ者が集まっている。
生徒の一人が教えてくれたのだが
周りの州は男性人口に対して女性人口が多いのに対して
ロンドニア州だけは男性が多いんだそうだ。
入植した当時は言葉もわからない土地で
熱帯の気候と闘いながら野菜を作り市場で売る。
考えられないほどの苦労だと思う。
しかも相手は野菜を食べる習慣がほとんどない民族だ。
この日も薬かアルコールでやられた男がわれわれに金をせびりに来た。
慣れたもんで力強く追い返していたよ。
「折角来てくれたんだからこれ持っていきなさい。」と
新鮮なルッコラやレモン、ニンジン、卵などを持たせてくれた。
また行きます。ありがとう!
昼食はミサキ先生&マリエラさん一家とポルキロ。
マデイラ川の風景を望めるお洒落なレストランだったよ。
木の上には普通にイグアナがいるようなところ。
なんとここでドブラジーニャ(牛の胃の煮込み)
&ハバダ(しっぽの煮込み)発見。
ポルトベーリョのレストランはどこも美味しい。
脂っこくてわしの舌によく合うのだ。
午後は2時から現地教師&教師候補との勉強会。
出席したのはルイキくん、ナターリャさん、
ハイザさん、アルベルトくんといういつものメンバー。
作文練習にも発音練習にも会話練習にもなる授業だったよ。
そのまま、夜は盆踊りの練習。
マナウスの盆踊りは
地元の民謡民舞研究会のみなさんやよさこいグループの若者が
うまく輪の中に入ってリードしてくれるので
盆踊りの練習なんてものはないんだけど
現在のポルトベーリョ日系クラブは
非日系の生徒が大勢いるので
きっちり踊りを覚えてから本番に臨むのだ。
その辺きっちり厳しいのがジュサラさん。
イベントにはいつも協力的な日系クラブのメンバーだ。
田辺先生ご夫妻も踊りの輪に加わった。
プログラムの作成から選曲から
田辺先生も準備に尽力されている。
盆踊りの練習曲は
数も多いが内容もバラエティに富んでいる。
昔懐かしい炭坑節から島唄にマイムマイム。
全部覚えるのは大変だゾ。
入場の仕方から並び方まで
きっちり練習してこの日は終了。
さあ、明日は突然決まったファゼンダ訪問。
授業の前に朝6時出発!
どうなることやら!