9月に日本に帰国したときに
アマゾン地域で集めたメッセージをもって
福島の被災地を訪れた。
その時にひとりのおばあさんが
涙を流しながら
熱心にわしの話を聞いてくれた。
なんでも50年前に
弟さんがブラジルに移民として
渡ったが以来ずっと音信不通とのことだった。
日本の23倍もある土地ブラジルで
50年も前のことだから
難しいとは思ったけど
やらないよりやったほうがいいと思ったので
「探してみます!」って約束した。
日本の住所とおばあちゃんのお名前
弟さんのお名前などをお聞きして
10月の総会の合間に
「サンパウロ新聞」の編集局を訪ねた。
非常に親切に対応していただき
「尋ね人」の欄に載せていただくことができた。
その後、新聞記事を見たある日本のTV局から
連絡があり、消息を探すお手伝いをしていただけることになった。
おばあちゃんには
福島でボランティア活動中のMAXさんを通して
意思を確認していただいた。
昨日、MAXさんからメールが届いた。
『としみん。おばあちゃんの弟さんの消息がわかりました。』
詳しくはこれ以上書けないのだけど
これって、すごいミラクルじゃない?
ブラジルに来てよかったと思ったよ。
