2月6日(水)
朝7時からとりあえず学校にはいく。
また別の生徒が説明を受けにくる。
エリコ先生は会議で喋る内容をまとめてきてくれた。
われわれJICAの説明からはじまって
労働時間の短縮やイベントへの協力などもお願いすることになった。
午後3時。
イノマタタダシ学園のアベニウザ校長、キムラ語学センターのフェルナンダ校長、
イラセマ先生にエリコ先生にわしという5人で教育課を訪ねた。
新しい教育担当は、凄く前向きなひとで
われわれの心配は吹っ飛んだ。
彼からは地元の子どもたちが抱える教育の問題などのお話も聞けたよ。
なにはともあれ。一件落着。
エリコ先生とアサイーでお疲れ様の乾杯をして
そろそろ帰る準備に入ろうとしたらイラセマ先生がやってきた。
Happy Birthday to you♪!
おお、ありがたやー。
ガランチード(赤組)のTシャツをプレゼントにもらっちゃった!
飛行機が飛ぶ時間は10時40分。
ホテルは8時30分に出ればいいだろう。
現在の時刻は7時30分。
イラセマ先生は子どももいるから家に戻り
エリコ先生はカプリショーゾ(青組)の踊りの練習に行った。
で、わしは、
またしてもファロアニアさん&ナタンさんといっしょに
最後の晩餐を楽しんだ。
お名残りおしゅうございます~と空港に向かい
チェックインカウンターに向かうと
「トシミせんせ~い!」と呼ぶ声がする。
なんと!
マナウス最大のアニメイベント「アニメジャングルパーティ」の仕掛け人
レオナルドさんだった。
わしはこのイベントに3回ほど出演したことがある。
なんでも友人のところに遊びに来ていたらしい。
パリンチンスは初めてとのこと!
わしはもう軽く30回は来てるぞーって伝えたらびっくりしていた。
もうそこからは、喋る喋る!
メイクアップ~グランプリの山田信夫さんを呼んだのもこの人。
そして今年の秋には景山ヒロノブさんもやってくる。
この2~3年でどんどん大きくなっているイベントなんだ。
レオナルドさんと話が盛り上がっていたら
待合室の前の座席に座っている男が振り向いた。
うるさいぞ!って怒られるのかと思ったら
「おい、トシミー!元気か?」と言われた。
アマゾナス州立大学UEAの地理学の先生で
日本人移民とりわけビラアマゾニアの高拓生の研究をしている
カミロさんだった。
「うわ!お久しぶりです!」
わしは以前、彼の講演会を見学しに行った時
まわりのスタッフに頼まれて、突然ライヴをやった経験がある。
その時は高拓生の校歌を弾き語りで歌ったりもしたんだ。
いや、すごい3ショットになった。
かたや移民の歴史を調べる研究家。
かたやアニメイベントの仕掛け人。
繋がっているキーワードは『日本』。
わしがJICAに要請された日本語教育の分野とは
少し外れるけど、これはこれで意味があるのだ。
帰国まで、それから帰国後も
彼らとは繋がっていたいなあ。
ああ、飛行機は雨のために1時間ほど遅れて出発。
マナウスについたのはやはり午前様だったわ。体力消耗するっす。