パリンチンス空港閉鎖のため、バルコ（船）にて
マナウスに帰ることになったわし。
午前11時に出発して
午前11時に到着の予定。
ひひひ。わかるかな～？
その通り！アマゾン川24時間の船の旅なのだ。
これが、わしが乗った船。200人から300人近く乗船可能。
客室はハンモックの嵐。
一階と二階がこんな感じの客室、ちゅうか大広間。もちろん壁なんぞない。
二階にはトイレとシャワー完備。
事前情報によると
このシャワーの水はアマゾン川の水を
そのまま使っているらしいので衛生上あんまりよくないかも…。
シャワー室の窓（木に穴が空いてるだけ）からは、アマゾン川が見える。
こちらは屋上。
バーがあってビールとか売ってるけど、
みんなあんまり飲んでる風ではなかったな。
わしも飲まなかった。
結構大きな音量でブラジルの音楽が流れちょる。
なんと、日没前に夕飯をとらなきゃいかんので
（真っ暗になるからねえ）
６時前にディナータイム！
この手すりの横に簡易テーブルが出され
みんなで同じメニューのご飯を食べる。
鶏肉なかなか美味しかったよ！（昼飯と完全に同じメニューだったけどさ）
もうね、夜８時くらいになったら寝るしかないんだよね。
ハンモックで寝るんだけど暑くはなくて
意外に寒いっくらいなんだわ。
夜中の１時にどっかの港に停泊。
夜のアマゾン川は魅力的で吸いこまれそうだった…。
朝は、６時前に普通に起床。
朝日がまためっさ綺麗！
日没後すぐに寝て
日の出とともに起きる。
うー！なんて健康的なんだ！
結局、２５時間かかってマナウスに到着。ぱちぱちぱち。
さて、この２５時間でわしがやったこと。
屋上で DVDに合わせてギターを弾いた。
（乗務員が弾け！歌え！とか言うんだけど他のお客さんもいるんだし遠慮したよ）
ビアンカ先生に借りた本を読んだ。
（これまた浜松学院大学の公開講座で講義をされたアンジェロ・イシさんの本）
アドリアノくんに日本語を教えた。
なんと、この日初めて日本語に触れた彼。
「こんにちは。」も何も知らなかったんだが、めっさ興味を持ったらしくて
すごい勢いでマスターしていったよ！
教え込んだ語彙：（覚えているかは不明だが全部ローマ字でメモしていった！）
赤、青、黄色、緑、桃色、オレンジ色、黒、白、
川、山、水、オートバイ、車、船、
目、耳、髪の毛、口、顔、鼻、
すごい、とても、いい、わるい、おいしい、
数字の１～１０００まで。
おはよう（ございます）
こんにちは
こんばんは
おやすみなさい
ありがとう（ございます）
どういたしまして
はじめまして
お元気ですか。
わたしは～です
あなたは～です
かれは～です
かのじょは～です
かれらは～です
かのじょらは～です
おとこ
おんな
おとこのこ
おんなのこ
わたしのなまえは～です
わたしのいえは～です
わたしのでんわは～です
わたしはあなたを愛しています
などなど…。
どう？すごいと思わない？
しかもこの人、マナウスに着いてから
すぐに日本語で電話してきた。めちゃくちゃだったけど嬉しいよねえ。
なんとなく話しかけたひとだけど
運命を感じるんだよね。
教会のバンドでドラム叩いてるって言ってたし、ロックも好きみたい。
いいお友達ができたよー。
一方、反対側のハンモックの男性はめっさ愛想が悪かったな。
この人に話しかけていたらどうなっていたんだろ…。
そうそう、
２５時間でやったことは他にもあるんだ。
Blog日記書いたでしょ。
それから、文房具屋で買ってきた鉛筆を使って
スケッチしまくっただよー。
おんなじような絵ばかりだけど、近いうちにここで紹介しますー！
アドリアノとお互いの顔の似顔絵を描いていたら
パリンチンス出身の女性二人が
「わたしたちも描いてよ！」って声をかけてきた。
ちょっと、体格がよい二人だったから、肉２割引きで描いたよ。ひひひ。
他にも、郊外の病院で働く男性と友達になったりなかなか収穫あり！
朝の風景の画像は、
デジカメのバッテリーが切れちゃったから
携帯で撮ったんだけど
残念ながらそれをどうアップしたらいいのかわかんないや。
夕日も星空も朝日もとにかく幻想的だったよ。
これも黒ハゲタカのおかげ。
どう転んでも楽しくやろうと思えば楽しくいくのだ。
今は、無事マナウスに着いて
西部アマゾン日伯協会の事務所でこれを書いてる。
ハンモック酔いはいまだに治らずゆ～らゆらしとるけどねえ。
楽しい旅だったよ。
さあ、明日も予定びっちり。がんばるっすー！
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