テアトロの翌日。
週末はリオブランコに出張。
マナウスの空港でチェックインした後に
チケットを見て自分の席を確認したら…。
TSURUTA THOSIMIって!
誰よ!?
受付のお姉ちゃんしっかりしてくれ。
しかしながら、
すぐ隣のチェックインカウンターの係員が
「昨日のショウの司会者でしょ?前の方で見てたんだよ。
素晴らしいショウだったねえ。歌もよかったよ。」
って話しかけてきたのにはびっくり。
空港でそんな話になるとはね…。
リオブランコ行きの飛行機の中で
隣に座ったのはホッシベルさん。
マナウスのとある有名機関でプランクトンの研究をしている。
「ホッシーって呼んでくれていいよ。」って。
ホッシーって友だちが東京にいることを話した。
星はEstrelaのことだ。
キッスのカバーやってんだ。
なんちゅう話から音楽の話題に…。
「ギターやってるのかい。
おれも3本持ってるぞ。1本はヤマハのエレキだ。
上手じゃないけどな。でもなあ、歌は上手いんだぞ。
プロテスタントの教会で毎週歌ってたからなあ。
サンバは好きか。ボサノバはどうだ。」
ううう。止まらんぞ…。こりゃあ…。
予感的中。
「トムジョビン知ってるか。」(機内で歌う)
「んじゃあミウトンナシメントはどうだ。」(歌う)
前の座席のマダムが「やれやれ」って顔をしてるのが見える。
その後も
「○○知ってるか?」(歌う)
「△△知ってるか?」(歌う)
リオブランコに行く途中のポルトベーリョまで
ホッシーの歌謡ショーは続いた。(ホッシーはポルトベーリョまでのフライト)
「うん、その歌手知ってるよ。」って答えると
「そうそう。こんな曲だよなあ。」と歌い
「うーん。その歌手は知らないなあ。」って答えても
「こういう曲があるんだけどさあ。」って歌い始める。
確かにホッシー歌上手いんだけどね…。周りが気になってね…。
まあ、こういうときこっちの人はお構いなしだわ。
でもね、基本的に優しいひとなんよ。
ブラジルの音楽のよさを一生懸命に教えてくれたよ。
そんでもって
今度その研究機関の中を案内してもらうことになった。ラッキー。
その時も歌謡ショーだとちょっと勘弁だな。
さてさて、2時間半くらいでリオブランコに到着。
リオブランコには日伯協会があるものの
日本文化を伝えるようなイベントを行ったりという活動はまだない。
日本語教室も去年始まったばかりだがなかなか軌道に乗るところまではいけてない。
今回は、間借りしているSEBRAE(中小企業支援センター)の改装工事中で
日本語教室の授業もなかったんだけど
テキストの見直しや今後の話し合いをするのにいい機会だと思って出張したのだ。
今まで何回かの授業に参加させてもらって
なんとなく生徒の質や町の雰囲気もつかめてきた。
食事をしながら
マナウスで行ったイベントの話や
今後行いたいと思っているイベントについても
ゆっくり話ができてよかったと思ってる。
パリンチンスで作った教科書にも
イベントで配ったハンドブックにもみんな興味津々。
反応は非常によい!
今後の活動にも生かしていきたいゾ!
でもね、今回の出張では困ったことが一つあったのよ。
それは、停電!
ホテルの前の電線を工事していて
二日目の朝は完全に機能ストップ。
↓これ。電線工事してるひと。
エアコン、テレビ、温水シャワー、ネットすべて駄目!
綺麗なホテルなんだけどなー。
アクレ日伯で文化担当のフラビオさん曰く
「それがブラジルなんだよ!」
そうだね…。
近々日本文化週間もあるし、
3月からは日本語教室も再開予定。
またすぐにここには戻ってこなきゃいかんぞよ。
みなさん。またお世話になりますー。
そうそう、この記事はリオブランコの空港の中で書いてるのだ…。
なんと物凄い大雨で飛行機が飛ばない!
かれこれもう1時間以上待っているのだ。
チェックインの時間から考えたら2時間半くらい待ってる…。
PCに入れてあったHouse of lordsのアルバムを3枚も聴いてしまったよ。
トミーアルドリッジもええが
ケンメリーのドラムもかっちょいいのう。
さてと、マナウスについたら
一日おいて、またしても出張授業が待っている。
頑張るよー。