Toshimin's waz'up?　-としみんのBLOG-

土曜日。

仕事の後、ひと休みしてから
パウラ・フェルナンデスのライヴを観に行ってきた。



7月にわしはブラジル国内を旅行したんだけど
パラー州ベレンからサンルイスに向かうバスの中では
ずっと彼女のDVDが流れていた。
カッコいいなーと思ってCDもDVDもその後購入。
いつかライヴを観たいと思っていたのだ。

そしたらマナウスでやるっていうじゃなーい。

今までの経験上、真夜中にショーが始まるのは見えてたし
チケットも当日券かダフ屋で買えばいいやと思ってたので
余裕で11時に自宅を出発。
会場前の屋台で串焼肉を食べ、ビールを飲みいざ入場。
（この辺の時間のいい加減さも現地に適応してきたのかな？）

オープニングアクトの『Humberto & Ronaldo 』は
オリジナル曲のほか、
今やたら流行ってる『Jorge & Mateus』のAmo noite e diaなんかも
織り交ぜつつ観客を煽る。

同じジャンルの音楽をやっているという仲間意識が強いのか
単純に盛り上がるだけだからかわからないけど
自分のライヴで、最新のヒット曲（ひとの歌）を取り上げる歌手が多い。
節操がないっていうかなんというか日本じゃちょっとありえないでしょ。
ブラジル人特有の『ものを分け与えてみんなで楽しむ』という習慣が
こんなところにも表れてるのかな？とも思った。

「次はパウラフェルナンデスだぜー。」
「おおおおおおおお」と観客が大声援で応えてハンブルト・イ・ホナウドのショーは終わった。

ここからのインターバルが長い。

この日、ぼくらの席は当日券50ヘアイスのところを
ダフ屋から45ヘアイス（約2300円）で購入した席で
アリーナでもスタンドでも観ることができるというもの。
以前Ivete Sangaloを観たときはがんばってアリーナの前のほうまで行ったが
これが結構なパワーを使うんだ。
スタンド席も前のほうは人口密集度がかなり高いけれど
周りのブラジル人とも仲良くなれるし
会場全体が見渡せるしでなかなかいいのだよ。
座ってればビールも勝手に売りにくる。
会場の外では2.5ヘアイス（約125円）なのに
会場内になると一気に倍の5ヘアイス（約250円）になるのがちと痛い。

パウラのショーがスタート。
DVDと同じ紅葉した大きな樹がステージに配置されている。
オープニングナンバーは「chuva chover」。



プロモーションビデオでは
アコースティックギターを弾いているがライヴは別。
結構ブリブリのミニスカートで
ハンドマイク片手に登場した。



すごい歓声なんだけど、音響がイマイチで残念。

2曲目からはアコギ。
サウスポーだから、なんか絵になるんだよなあ。

ショーの途中、
アルプスの少女ハイジも真っ青の
長いブランコも登場し、それに乗りながら歌ったり



客の一人をステージに招き入れて、
そのブランコに乗せたりといろいろ趣向もこらしたステージだったけど
やはり歌詞を理解して一緒に歌えないと
この手の音楽はなかなか楽しめないんだなあって思ったよ。
全曲、周りはポルトガル語で大合唱だもんなあ。

以前同じ会場で観た
Cheiro de amorやFernando e Sorocavaなんかに比べたら
ちょっとおとなしかったかな。
もちっと小さい会場でゆっくり観たいけど
超人気の歌手だから無理なんだろーな。

また別のアーティストのライヴも見に行きたいずら。