2011年12月31日。
午前６時にホテルを出発して浜辺にやってきた。
なんとしてもアマゾン川（ネグロ川）に浮かぶ朝日を見たい。
眠れる森の美女と呼ばれるクリクリアリ山脈には
うっすらと雲がかかっているが
今朝は期待できそうだ。
岩場の上、投網をしてるおっちゃんの横で
その時を待つ。
今日のおっちゃんは3匹ほど釣りあげていた。
ポイントを選びつつ待つこと数十分。
空が白んでくるのがわかる。
おお。
おお。
おお。
来たーっ。
素晴らしい。もう言葉にならんくらいの神々しさだ。
初日の出じゃないけどまあ、いいや。
まぶしくて目がくらくらしてきた。
インディオ部落の許可証のこと
前夜祭で歌うこと（そんなもんなかったんだが）
いろんなことで悩むこと
全てを忘れさせてくれるほどの太陽の光。
こりゃ神様に感謝せねばなるまい。
ちなみに正月の朝の天気はあまりよくなかったし
この日以外は朝日を拝むことができなかった。早起きして正解だった。
◆ネグロ川に写る朝陽。遠くにクリクリアリ山脈も見える。
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