わしの日本での正月っていうのは
餅を焼いて、お雑煮を食べて
漫才を見て、神社にいっておみくじひいて
新春中古CDバーゲンセールに行くってのが慣例なのだが
ここアマゾンの正月はまったくもって実感がわかない。
赤道の暑さの中では晴れ着とか
ゆくとしくるとしとか
おせち料理とかは、浮かんでこないでしょ。
ここサン・ガブリエル・ダ・カショエイラの
商店街はすべてシャッターが下り
道行くひともまばらだ。犬だって歩いていない。
ホテルで朝食を食べ
部屋に戻ってだらだらとこの数日の日記を書く。
あっという間に午前中が過ぎ
昼食を近くのポルキロ(量り売り)に食べに行くことにした。
新年早々、肉、肉、肉、野菜、肉、肉、肉、炭酸飲料…だ。
昼食を食べながら市内の地図を描いてみた。
かなり正確に描けていると思う。
ふと、この地図に載っていない地域も見てみたいと思った。
そこでタクシーの運転手にこの地図を見せ
これ以外のところを案内してもらおうという作戦に出た。
最初にいったのがフォルタレーザの丘。
歩けば数分で頂上までいけるという。
しかもホテルからはまあまあ近い距離。
場所だけ確認したら次のスポットへ向かう。
フォルタレーザの丘には後から歩いていってみよう。
次に向かったのは、郊外にあるちょっとした海水浴場ななる川水浴場。
自然の岩でできた滑り台が楽しそうだ。
家族連れで賑わっていた。
体型はともかく
コパカバーナにいるような水着をつけた女性も大勢いる。
年齢は結構高めなんだが…。
ここならば、平日タクシーを使っていけるかもしれない。
OK。クラウジオ。次の場所に連れて行ってくれい。
(クラウジオさんてのは乗合タクシーの運転手。
ちょっとだけ多めに払って市内を案内してもらったんだ。)
今度は森の中をがんがん入っていく。
マンジョーカの畑をぬけ
辿りついたところも川水浴場だった。
さっきまでここでBBQをしていたらしく
焼き網からはまだ煙が出ていた。
ここで休日を過ごす人も多いんだろうな。
でもいかんせんセントロからは遠い。
それから、浜辺のほうをぐるりと回り
またセントロに戻ってきた。
◆正月のセントロはホテル前の道も静か。
◆滞在数日で覚えた記憶を頼りに描いた街の地図。
◆郊外の小川は素晴らしい景色。週末はここでBBQをする住人もいる。
