1月31日朝6時に集合。
心配された天気もなんとか持ちそうだ。
わしにとっては5回めのヴィラアマゾニア訪問になる。
マナウスに住む人はもちろん
パリンチンスに住むひとたちだって
なかなか足を運ぶことのないヴィラアマゾニアに
短期間のうちにこれだけ通うことができて
わしは日本人として本当に幸せだと思う。
初めて訪れた時は、30人乗りの高速艇だった。
現地の日伯協会の会長であるマリオさんの大きな船で行ったことも何回かある。
漁船を少し大きくしたような船で行った時は
途中でエンジンが止まってしまったこともあった。
今回、ヴィラアマゾニアには
貨物や自動車なども運べるフェリーで向かった。
参加者は
すっかりピクニック気分の生徒たち20人と
われわれ教師3人の計23人。
一人2ヘアイス(約100円)ずつ徴収して船に乗り込んだが
46ヘアイスを30ヘアイスにディスカウントしてくれたよ。
パリンチンスを出港してから30分でヴィラに到着した。
早朝のアマゾン川というのも
またいつもと違った景色でなんとも趣がある。
ヴィラの港に着くと乗合トラックが停まっているのが見えた。
荷台にはひとがいっぱい載っている。
『なんとかあれを借りて島内を移動できないだろうか』なんて考えながら
港から歩いて5分ほどのところにある『オヤマリョータ広場』に移動した。
この広場は2年前のアマゾン移住80周年の際に
INCRA(国立農地改革院)から提供を受けて造成されたもので
高品質のジュート麻栽培を成功させた尾山良太さんの銅像や
ジュート栽培をしている様子を模した大きなレリーフなどがある。
レリーフはパリンチンス市在住のボブさんが作ったものだろう。
ボイブンバの会場であるブンボドロモの他、
市内には彼の作品がいたるところに飾られている。
生徒たちは、当時の水道の跡を模したモニュメントや、
鳥居などの写真を興味深そうに写真に収めていた。
みんなで朝食をとっている間、
生徒の一人とイラセマが交渉するも
結局島内を走るバスもトラックも借りることはできず
この日一日は歩いてヴィラアマゾニアのいろいろな場所を見学することが決まった。
◆フェリーに乗っていざ出発。
◆尾山良太さんの像の前で説明を聞く生徒たち。
◆説明を聞く生徒の横を現地人が通り過ぎる。魚は驚くほど大きいがこれでも成魚ではないのだ。
◎教室を飛び出して①
http://swampwater.hamazo.tv/e3447297.html