今回卒業するメンバーは78名。
全員分の証書を両面印刷し、市長や教育長などのサインも入れなきゃいかん。
この終業式自体、結構思いつきのところがあるので
来年以降も卒業式を大々的に行うかはわからない。
面白いこと、珍しいことには飛び付くが
継続させるってのがどうもここの人たちは苦手なようだ。
パリンチンスでは、証書一つ作るのも日本のように業者に出したり
プリンターでポンっというわけにはいかない。
学校のプリンターは調子が悪く
フェルナンダ校長先生の
私物プリンター(これがまたやたらと印字が遅い!)を使い
数日がかりでイラセマ先生が仕上げてくれた。
教室ではみず紀先生が卒業式の席の並び、式の段取りを
ポルトガル語で一生懸命説明する。
「式は午後7時から始まりますよー。必ず遅れずに来てくださいね!」
ブラジルではパーティでもなんでもよく遅れる。(飛行機も…)
だから事前に釘を刺しておかなければいけない。
式のリハーサルの日は
前日の午後6時から行われた。
午後5時30分に会場に到着するとすごい数の生徒が集まっていた。
えらい!30分前行動だ。
司会者との打ち合わせ、スライドショーの確認、座席の配置、
いろいろと詰めていく中で
今まで時間をかけて決めていった内容がどんどんと変えられていく。
郷に入っては郷に従えなんだけど
直前でこんなに変更があって明日は上手くいくのだろうか…。
不安がよぎる。
さらに追い打ちをかける一言がリハーサルの後で我々に告げられた。
「明日の式ですけど、市長の都合で8時スタートになります。」
うわ。生徒にどうやって伝えるんだ?
◆キムラ語学センターの頼りになる校長フェルナンダさんと昼食。
◆記念撮影その3
◆リハーサルの様子。大きな会場だ。
