ポルトベーリョ出張について。

8月の出張、2つ目はロンドニア州のポルトベーリョ。
ここは50年以上前に日本人が移住した場所。
日本語教育の歴史も長く
日本語教室は、地元に住む一世の田辺先生が
ずっとその灯を守り続けてきた。

2年前にわしがアマゾンにやって来てから
田辺先生の教室をお借りして、教師の勉強会を定期的に行ってきた。
模擬授業をやったり、教材を作ったり面白かったよ。

1年後、待望の青年ボランティア、ミサキ先生が日本からやってきた。
ポルトベーリョには久々のボランティアだ。
彼女の赴任後、日系クラブの日本語教室にはたくさんの生徒が集まり
太鼓のグループ、ソーランのグループも活動を始めた。

そして、今年の8月。
大きなイベント「ノイチ・ジャポネーザ」(日本の夜)が行われることになった。
去年の5月もこのイベントのお手伝いをしたんだけど
今回は内容もパワーアップ。
ミサキ先生が練習を続けてきた太鼓やソーラングループの発表もある。
始まる前からずっと楽しみにしてたんだ。

さらに、イベントの翌日には
日本語教室の生徒たちを対象にした
切り絵のワークショップや太鼓のワークショップも
おこなわれることになった。

太鼓の指導でブラジルに来ているJICAボランティアの箕輪さんも
サンパウロから駆けつけてくださり、
連日連夜、まだ出来たばかりのグループの若いメンバーを熱心に指導してくださる。

切り絵のワークショップについては、うちのよめさんに依頼が来た。
マナウスの日本人学校でも何回かワークショップを行ってきたし
本来ならば本職である陶芸のワークショップでもよかったんだが
材料の問題や場所の問題などで、切り絵を行うことで落ち着いた。

ちなみにJICAボランティアが随伴家族を活動に連れていくことは認められていないので
毎回の出張は、いつもわし一人で行くのだが、今回は特別。
でも、もちろん飛行機代などは自腹。

生活費だけのボランティアにとって自腹の旅は結構キツイ。
(時代によってはシニアボランティアが結構貰っていたこともあると聞くが
今はどうだろ?生活に困っているわけではないが、実は、細々と生活しているのだよ…)

さて、わしは、今回のイベントに日本語の歌を歌う歌手として出演。
イベントの準備も手伝わなきゃいかんし、教師対象の勉強会もある。
12月に行われる日本語能力試験の申込用紙の運び屋という任務もあった。

まあ、楽しんでいこー!

ポルトベーリョ出張について。



同じカテゴリー(としみんの日記)の記事
Blog引っ越しー。
Blog引っ越しー。(2014-03-21 13:43)

さうーじ!
さうーじ!(2014-03-19 06:11)

ヴィクターと呑む。
ヴィクターと呑む。(2014-03-19 05:43)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

写真一覧をみる

削除
ポルトベーリョ出張について。
    コメント(0)